次のiPhone向けソフトウェアであるiOS 18.1は、10月末までに、すなわち今後1週間以内にリリースされる予定だ。このアップデートは大きな期待を集めている。主な理由は、アップルがいよいよ「Apple Intelligence」(アップルの新しいAI機能)を導入するからが、それだけでない。他のバグ修正や新機能の追加、そしてこのランダムに発生するクラッシュ問題も修正される。
このことについてMacRumorsは「iPhone 16が発売されて以来、予期せぬ再起動に関する報告が寄せられている。影響を受けたユーザーは、iPhoneのディスプレイが反応しなくなったり、タッチ入力が遅くなったりし、その後、iPhoneが再起動する。この問題はランダムに発生するようであり、スタンバイモードで使用されているデバイスにも影響を及ぼす可能性がある。一部のユーザーは1日に10〜20回のクラッシュを経験しており、それほど多くないものの再起動が発生しているユーザーもいる」と報じている。
これらのクラッシュは危機的な状況というよりはわずらわしい問題であるといえるかもしれないが、1日に何度も発生すれば非常に厄介だ。問題を解決する簡単な方法はなく、iCloudバックアップからの復元を行わずクリーンインストールするといった手間のかかる対処法が一部ユーザーから報告されていた。
しかし、MacRumorsはこの問題がまもなく修正されると伝えている。「アップルは、iOS 18.1のアップデートで再起動の問題が修正されることを確認しました。本日公開されたリリース候補版に含まれるiOS 18.1のリリースノートにその旨が記載されています」とのことだ。
では、iOS 18.1の一般向けリリースはいつになるのか(以下日時はすべて米国時間)。アップルは10月末までにリリースするとしか述べておらず、通常月曜や火曜にリリースする傾向があるため、10月28日や10月29日が有力な候補となっている。
しかし、それより早く、例えば10月23日や10月24日にリリースされる可能性もある。
このタイムリーな修正や、話題のApple Intelligenceに加えて、iPhone 15 Proでは通話の録音や空間写真(立体的な写真を撮影できる新機能)を撮影する機能など、他の新機能も提供される予定だ。
(forbes.com 原文)