新しいDynamic Island
アナリストのジェフ・プーが投資銀行ハイトン・インターナショナル向けに発行した調査レポートによれば、新しいiPhoneには「はるかに狭いDynamic Island」が搭載されるという。この情報はMacRumorsによって報じられた。この変更は、iPhone 14 ProでDynamic Islandが導入されて以来、初めてのディスプレイ機能の改良を意味する。この新しいデザインは、アップルがFace IDシステム用に小型化された「メタレンズ」を採用することで実現されるとされている。
Dynamic Islandの利点は、フロントカメラや他のセンサーを黒い楕円形のエリアで隠し、拡大・縮小することで追加情報を表示する仕組みにある。より小さくなるDynamic Islandは、この視覚効果をさらに向上させることが期待される。プーはPro Maxについて言及しているが、Proモデルにも同様の変更が施されると考えられている。
カメラの性能向上
プーはカメラに関しても情報を提供している。iPhone 17 ProおよびPro Maxでは、望遠カメラとフロントカメラの2つが大幅にアップグレードされる見込みだ。現在、これらのカメラはどちらも12メガピクセルのカメラを搭載しているが、プーによると、フロントカメラは24メガピクセルに、望遠カメラは48メガピクセルのものに強化されるという。このアップグレードにより、来年発売予定のProモデルの背面カメラはすべて48メガピクセルの解像度となることになる。
RAM増強、新チップ、ディスプレイは変わらず
さらに、これまでの報告によると、17 ProとPro MaxはiPhoneシリーズで初めて12GBのRAMを搭載するモデルになるとされている。これは、iPhone 16シリーズ全体の8GBからの増加であり、iPhone 15および15 Plusの6GBと比較しても大幅な向上である。ディスプレイサイズは現行モデルと同じままで、Proモデルの画面サイズはそれぞれ6.3インチと6.9インチとなる見込みだ。
最後に、iPhone 17 Proおよび17 Pro MaxにはA19 Proチップが搭載され、3ナノメートルプロセスが採用されるという。一部では2ナノメートル技術の採用が予測されていたが、それはiPhone 18シリーズで登場するようだ。
大幅な改良が期待される。
(forbes.com 原文)