この調査は、厄介な現実に光を当てている。つまり、これから社会人になるZ世代とミレニアル世代の大半は、毎週の食料品、旅行、外食、その他必要な支出など、住居費以外の基本的な費用を支払う余裕がないのだ。
さらに、Bankrateの調査によると、Z世代とミレニアル世代のほぼ半数が、オンラインでより多くのお金を稼ぐために副業を始めている。副業を始めた理由のトップは、日々の生活費を賄うための副収入の必要性で(副業者の33%を占める)、これは多くの若い社会人の現在の経済状況を考えれば理解できる。
もしあなたがこれを読んで、自分も同じような経済的立場にいることに気づき、フリーランスになるにはかなりのキャリア経験が必要だと考えているなら、心配する必要はない。豊富な経験がなくても、オンラインでお金を稼ぐ方法はたくさんあるのだ。
1. オンラインで商品をレビューする
あまり経験が必要なく、在宅でお金を稼げるすばらしい方法の1つは、あなたが情熱を注いでいるニッチな分野で商品を見つけてレビューすることだ。執筆時点におけるGoogleトレンドのデータによると、「商品レビュー」のGoogle検索の相対的な人気は2019年10月から35ポイント上昇しており、商品レビューがショッピングやeコマース体験においていかに不可欠であるかを示している。
ほとんどの消費者がオンラインでモノを購入する今、お金を支払う前に物理的に手に取ったり、目にするものがない。そのため、多くの人は、まるで誰かから話を聞くかのように商品のレビューをチェックする。
商品レビューは、個人ブログやYouTube、TikTok、Instagramのコンテンツとして提供することができる。そうしたコンテンツの中で商品を紹介し、アフィリエイト・リンクをブログにリンクしたり、動画の説明文に記載することで、お金を稼ぐことが可能だろう。また、あなたがその商品分野で存在感を示すことができれば、今後はブランド側からレビュー用の製品を無料で提供してくれるようになるかもしれない。
2. ギグワーク
経験がなくてもオンラインでお金を稼ぐもう1つの簡単な方法は、学生などにも人気のギグワーク(短時間かつ単発の仕事の総称)を見つけることだ。TaskRabbit、Rover、Nextdoorなどのプラットフォームは、手早く仕事を見つけて急な出費をカバーするお金を稼ぐのに最適な場所だ。犬の散歩などのペットの世話や、DIYの組み立てなど様々な種類があるギグワークは、仕事が終わった後の夕方や、出勤前の早朝、週末などのスキマ時間に取り組むこともできるだろう。