4. シンガポール
安全性と英語の通じやすさ、公共交通機関の料金の安さで上位につけたものの、宿泊料金は1泊あたり平均196ドル（約2万9000円）で、10カ国の中で最も高額だ。旅の計画は、この点を踏まえた上で立てる必要があるだろう。到着したら、ユネスコ世界遺産に登録されているシンガポール植物園でリラックスし、世界的に有名なホーカーの屋台でエネルギーをチャージするのがおすすめ。
5. フィンランド
フィンランドは世界平和指数、医療制度に関する評価、生活の質の高いスコアを獲得した。1泊あたりの宿泊料は、ひとり旅にもそれほど辛くない平均125ドル（約1万9000円）だ。ヘルシンキ中心部の活気あるデザイン地区を散策したり、サイマー湖畔のコテージでくつろいだり、ラップランド地方でオーロラを見たり、この国には数多くの見どころや、楽しめるアクティビティがある。
6. ノルウェー
公共交通機関の運賃は高めだが、英語の通じやすさ、医療制度、安全性で高スコア。宿泊料金も1泊平均124ドル（約1万80000円）で、フィンランドより安くなっている。ひとり旅でまず訪れたいのは、南西部の歴史ある港町ベルゲン。絵に描いたような美しい景色の中を散策したり、フロイエン山でハイキングを楽しんだり、ジャガイモを使った伝統的なフラットブレッド、「レフセ」を味わったりすることができる。
7. ポルトガル
首都リスボンで最高のパステル・デ・ナタ（エッグタルト）を探す、この国名産のポートワインを試す、美しいアルガルヴェ海岸で日光浴、など、ポルトガルは誰もが冒険と休息の両方を体験できる国。公共交通機関の運賃も、平均的な宿泊料金も安く（1泊あたり98ドル、約1万5000円）、コストパフォーマンスも抜群。8. ベルギー
医療制度と英語力で比較的高いスコアを獲得したベルギーは、1泊あたりの平均宿泊料金が118ドル（約1万7000円）となっており、公共交通機関の料金も比較的安い。また、欧州のその他の地域に向かう旅行者にとっては、その出発点として最適な国だ。9. ドイツ
ミュンヘンで歴史を感じたり、黒い森で温泉に浸ったり、ベルリンで活気あるアートシーンに触れたり、どんな体験したい人にとっても、ドイツはおすすめの旅先だ。比較的安全で生活の質が高く、英語も通じやすいと言える。また、宿泊料金は1泊平均106ドル（約1万6000円）。限られた予算で旅をしたい人も、必ずしもホステルを探す必要はないだろう。
10. スウェーデン
犯罪リスクが低く、生活の質が高く、宿泊料金も1泊平均120ドル（約1万8000円）と比較的安い。ぜひ訪れて欲しいのは、首都ストックホルムのガムラスタン（旧市街）だ。ストックホルム群島を巡るクルージングや、ゴットランド島に残る中世の遺跡の散策なども楽しむことができる。（forbes.com 原文）
