それよりも注目すべきは、1年に4本から24本までの割合が増加曲線を描いていて、1年に25〜36本(月に2〜3本)で急激に減っている点だ。見る側にすれば、興味のある企業の最新技術や新製品の動画は1年に2回ではなく、もっと見たいはず。この曲線のどこかに落とし所がありそうだ。
それを決めるのはコストだ。調査では動画マーケティングの課題も質問しているが、やはり制作時間とコストの問題が大きい。約6割の企業が撮影と編集を外部の業者に委託していて、半数を超える企業が1本あたりの平均予算を50万円以上としている。テクノポートは「専門的な支援を受けることで、これらの課題を解決するとともに、ウェブマーケティングの戦略強化が実現できる」と話す。動画マーケティングを専門とする制作業者を探すことが、動画活用のキモになるだろう。
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