AlbaLink(アルバリンク)が運営する不動産情報サイト「訳あり物件買取プロ」が、小学生以上の子どもを持つ男女258人を対象に「学習机の購入で後悔したこと」を調査した。それによると、後悔したことトップ5は、上から「大きすぎた」、「あまり使ってない」、「シンプルなデザインにすればよかった」、「収納が使いにくい・足りない」、「小さすぎた」となった。
「大きすぎ」と「小さすぎ」がトップ5に13人差で入っているところを見ると、調査不足を疑いたくなるが、学習机はサイズがほぼ決まっていて、選択の幅が狭いのは事実。値段との兼ね合いも無視できない。選ぶときに重視したことを尋ねると、1位は約半数の人が答えた「デザイン・色」。2位が「価格」で、サイズはぐっと人数が減って3位(デザイン・色の約半数)。「引き出しの充実度」つまり収納性は4位でさらにその半分の人数となる。
サイズで決めた人も、机単体としてのサイズに注目していて、置き場所にフィットするかはあまり考慮しなかったようだ。「店頭ではいい感じの大きさに見えたが、いざ部屋に置くと圧迫感が出た」との意見は、学習机に限らない家具購入あるあるだ。
もうひとつのあるあるは、後悔の第2位に輝いた「あまり使っていない」だ。「小学生になるタイミングで机を買ったが、結局リビングで宿題をするので今のところまったく使用していない。小学3年生くらいで買ってもよかったかなと思う」という意見に代表されるように、小学校低学年は「音読や計算カードなど親と一緒にやるタイプの宿題が多い」ためリビングで学習することが多いんのだと「訳あり物件買取プロ」は指摘する。また、大きくなってから購入した人からは「リビング学習がすっかり定着」して学習机を使わないという意見もあった。では、子どもが好きなものを選ばせれば使ってくれるかと言えば、高学年になってから「子どもっぽい」からイヤだと言い始めるという。
では、正解はなんだろう。どんな机を選べばいいのか。ここに、すでに子どもが大きくなった人からの貴重な意見がある。
「年齢に応じて買い替えたので、今考えるともっと安い物でもよかった」
慌てることはない。将来も使えるようにと思うばかり、現状に合わない机を無理に使わせるよりも、そのときどきに合った経済的にも適当なものを与えるのがいいのだろう。
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