ブフレダルを攻撃しているロシア軍にとって、砲爆撃などに加えてドラゴンドローンによる攻撃を行うのはおそらく過剰なものだろう。ブフレダルの攻略を何度も試みては失敗してきたロシア軍は先週ついに、疲弊した守備隊を圧倒できるほどの兵力を集中させた。ここ数日、ロシア軍は滑空爆弾やクラスターロケット弾、その他の弾薬でこの炭鉱町を攻撃し、残っていた建物の多くも破壊した。
長い間ブフレダルを堅守してきた第72機械化旅団は、町がさらに荒廃し、ロシア軍による包囲が迫るなか、守りきれないとみてすでに撤退を進めている可能性がある。ボストークのドラゴンドローンが火を吹いた塹壕に、ウクライナ兵らがまだ残っていたのかは不明だ。
残っていたとすれば急いで退避するか、もしくは焼かれてしまっただろう。
(forbes.com 原文)