北米

2024.09.24 12:30

トランプ前大統領が100ドル銀貨を販売開始、市場価格の3倍以上の価格

Prashantrajsingh / Shutterstock.com

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ドナルド・トランプ前米大統領は、支持者向けの商品に新たに銀貨を追加した。1枚100ドル(約1万4400円)の価格で販売され、銀の市場価格を3倍以上も上回っている。この商品シリーズには399ドル(約5万7600円)のスニーカーやNFTトレーディングカード、60ドル(約8700円)の聖書もあり、法的問題や選挙資金不足に直面している中で次々と発表されている。

トランプコインのウェブサイトでは、この100ドル硬貨は1オンス(約28.3グラム)で「99.9%の銀」と説明されており、銀の市場価値である1オンスあたり31.50ドル(約4500円)よりもはるかに高い(ただし、真のコレクターズアイテムであることが証明されれば、その価格は理屈の上では上昇する可能性がある)。

1枚100ドルの銀貨「トランプコイン」(スクリーンショット)

1枚100ドルの銀貨「トランプコイン」(スクリーンショット)

トランプは米国時間9月21日にトゥルースソーシャル(SNS)上でこの銀貨を発表した。銀貨の片面にはトランプの横顔が、もう片面にはホワイトハウスと彼のサインが刻まれている。

銀貨の販売ページでは、この商品は「政治的なものではなく、いかなる政治キャンペーンとも無関係」であることが明記されている。さらに、トランプ本人やトランプ・オーガニゼーション、関連会社が販売しているものではないとも述べられている。

この銀貨は、トランプが暗号通貨トレーダーにアピールする試みの1つといわれている99ドル(約1万4200円)のNFTトレーディングカード第4弾に続くもので、約1カ月後にリリースされる予定だ、

トランプは2月にも、99ドルからスタートし、最高で1足399ドルもする高級スニーカーのラインを発表した。さらに3月には、チャートトップのヒット曲『God Bless the USA』を生み出したシンガーソングライター、リー・グリーンウッドとのパートナーシップの一環として、60ドル(約8700円)の聖書を推奨した。

トランプ陣営は、フォーブスのコメント要請には即座に応じなかった。
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翻訳=酒匂寛

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