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2024.09.18 12:30

誕生から10年、最新Apple Watch Series 10は使いやすさ「底上げ」

Apple Watchの発表から10年の集大成となるモデル、Apple Watch Series 10が発売される

Series 7以降はバッテリー残量が0%から80%まで回復する時間の目安が45分とされてきたが、Series 10では30分まで短縮した。アップルの30W USB-C電源アダプタを組み合わせて試したところ、残量14%のバッテリーがぴったり30分の充電で84%に回復した。入浴時間に満充電になるので、そのままヘルストラッキングのため就寝中身に着けて、翌朝以降もバッテリー残量を気にせず1日中使い倒せる。

健康管理に欠かせないApple Watch

最新のwatchOS 11には、就寝中に心拍数、呼吸数、手首皮膚温、睡眠時間、血中に取り込まれた酸素レベルを計測して、ユーザーの健康指標となる値を大まかに導き出す「バイタル」という新しいアプリが加わる。5つの指標の中に、通常の範囲から大きく外れるデータが検出された場合には通知も届ける。毎日の簡易な健康チェックに最適な機能だ。
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ユーザーが眠っている間に健康指標のデータを収集。シンプルに管理・チェックできる「バイタル」アプリがwatchOS 11から加わった

ユーザーが眠っている間に健康指標のデータを収集。シンプルに管理・チェックできる「バイタル」アプリがwatchOS 11から加わった

話題の新機能である「睡眠時無呼吸の通知」はアップルが9月17日に提供を開始したiOS 18、watchOS 11を導入した端末で試せるようになった。Apple WatchはSeries 9とUltra 2も対応するモデルだ。データを正確に解析するため、最初に30日間のデータ計測が必要になる。また頃合いを見て報告したいと思う。

誕生から10年の節目を迎えてApple Watchがまたいっそうユーザーに寄り添う進化を遂げた。アップルのデバイスの中では手頃な価格となる税込5万9800円で発売される、最新のSeries 10はとても魅力的なスマートウォッチだ。歴代モデルの中でも特に人気を集めるモデルになるだろう。

連載:デジタル・トレンド・ハンズオン
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編集=安井克至

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