テーマは「EDGE(線)」。この1年で、NODE(結節点)がつながり、その活動から生まれた大小様々なアイデアやプロトタイプを街に開き、人や社会との「線」をつむぐイメージだ。
期間中は、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー46階の「TOKYO NODE HALL」、8階の共創拠点「TOKYO NODE LAB」ほか各所で、最先端テクノロジーを活用した作品の展示、体験型イベント、ワークショップ、トークセッション、パーティー、ライブパフォーマンスなどが展開される。
ANNUAL TALK & PARTY
10月8日、9日に行われる「ANNUAL TALK」は、日本IBM、キヤノン、Bascule、雑誌「Brutus」といったTOKYO NODE LAB参画企業のメンバーやクリエイターが登壇するトークイベント。Forbes JAPANのセッションでは、2023年に「カルチャープレナー」に選出された陶芸家/建築家の奈良祐希が、「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」展などを手掛ける森ビルの桑名功と対談し、テクノロジーとビジネスマインドを掛け合わせて新たな価値を生み出す方法を探る。日本テレビのクリエイティブ・エンタメビジネスの最先端を紹介する番組「SENSORS」の公開収録イベントも開催される。
また、両日ともにトークイベントの後は、登壇者とLAB参画メンバー、来場者が参加できる「ANNUAL PARTY」も行われる予定だ。
ANNUAL EXHIBITION
10月4日から7日 、10日から13日は、TOKYO NODE LABが日々活動する実験スペースを公開。大規模なプロジェクトから、LABから生まれたアイデアやプロトタイプまで、ひとつひとつの作品を覗き、触れ、体験することができる。XRやデジタルツイン、ボリュメトリックビデオや生成AIなど、「聞いたことはあるけれどよくわからない」ような最先端テクノロジーが実装されるプロセスを目の当たりにすることができる。
例えば「FREE GREEN」では、360度の自由なカメラワークと背景で、まるで自分がアイドルや世界の主人公になったかのような3D撮影体験を提供。撮影後は、QRコード付きのカードを受け取り、映像にアクセスしてSNSにシェアすることも可能だ。
そのほか、今年2月に実施した「TOKYO NODE “XR HACKATHON” powered by PLATEAU」から誕生した都市XR実装コミュニティ「TNXR」による初の展示会や、TOKYO NODE VOLUMETRIC VIDEO STUDIOの空間とともに、LABのプロフェッショナルエンジニアの技術を体感できる限定ワークショップなども開催する。
人と人のつながり、人と都市のつながり、その先にある都市の未来を体験できる11日間となるはずだ。