食&酒

2024.09.19 16:45

くら寿司の「スシテナブル」、大阪万博にサステナブルな店舗

プレスリリースより

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回転寿司チェーンのくら寿司は、2025年に開催予定の大阪・関西万博の会場に、持続可能性を意識した同社史上最大の回転寿司店を出店する。回転ベルトに強いこだわりをもつくら寿司は、338席という巨大な店舗に約135メートルの回転ベルトを設置し、世界各国のメニューを流すという。

「回転ベルトは、世界を一つに。」をコンセプトに出店を予定しているこの店舗は、内装は白木と畳を使った和モダンな雰囲気で、外装には廃棄される赤貝の貝殻33万6000枚と海藻で作った糊を使った「人工物不使用の漆喰」で作られる。

ここで提供されるのは、継続的な水産資源の活用を目的とした低利用魚を使ったものも含まれる。くら寿司はこれを、お寿司で実現する持続可能性「スシテナブル」なメニューと呼んでいる。また、世界各国の代表的なメニューも回転ベルトに載せるべく、各国大使館との協力でメニュー開発を進めているとのことだ。

くら寿司の回転ベルトの速度は秒速9.5センチメートルとのことなので、135メートルの回転ベルトは1周するのにおよそ24分かかる計算になる。そこを流れる皿に338人のお客さんが手を出す。はたして、いちばん下流の席の人までお寿司が届くのか非常に心配になるが、そこはが誇るAI管理システムがうまくやってくれるものと期待したい。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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