山梨県の依頼を受けてパトロール事業を実施するのは、無人航空機の運用サービスを行うJDRONE(ジェイドローン)。DJI製の3台のドローンが使用される。監視区域内には2つの自動充電ポートが設置され、Matrice 30TとMatrice 3TDが、これらを拠点に決められたコースを自動的にパトロールする。
通常のカメラとサーマルカメラを装備しているので、昼夜を問わず人の有無を確認できる。不審な人物を発見した場合は、より高性能なMatrice 300 RTKを現場のパイロットが操縦して急行させ、スピーカーから声かけを行うという仕組みだ。
いくら命を絶つ覚悟で樹海に入った人でも、深夜に謎の光が近づいてきて、いきなり声をかけられたらビックリして腰を抜かすかもしれない。それでも思いとどまってくれたら御の字だ。この事業は2025年3月まで続けられる。
プレスリリース