野島:いやまだ水しかやったことなくて。
シャラ:水をやり始めたらここ(アカデミー賞)まできたわけですね。
野島:本当に気持ちとしてはそういう感じで、ずっとやってきてるわけではないんです。
髙比良:キャリアでいったら入社してから4年だからってことですかね。
野島:別部門のコンポジターとして働いていたら、趣味でやってた水のシミュレーションを山崎さんがたまたま使ってくれて。すごい博打打つなって感じですけど。
髙比良:本来オールラウンダー的なエフェクトアーティストを雇うところを、水が得意な野島さんに、みたいなことなんですね?
野島:いやちゃんとそういう人もいるけど、水に関しては野島でいこうみたいな。僕が全部やったみたいになっちゃってるんですけど、ゴジラに関しては僕は半分もやってないぐらいで。
髙比良:でも始めたら形になって認められてっていう、そこがすごいですよね。
野島:急にそうなっちゃったって感じですね。
髙比良:今後は爆発とか、煙みたいなこともやっていくっていう予定なんですか?
野島:そうですね、でも序盤でこんなことになっちゃうと、今後の評価を気にしなきゃいけないっていうのが(笑)。
シャラ:とりあえず始めてみたら受賞されてってことですもんね。水と言えばの人になってるんじゃないですか?
野島:今はそういう雰囲気があるかもしれないですね。
髙比良:特殊な世界ですね。ここからどういう作品をつくっていくのか、水だけやっていくのかはまだわからないと。
野島:水を深掘りする説もありますけどね。
髙比良:ゴジラのウォーターボーイズとかも見てみたいですね。ゴジラのシンクロとか。東宝さんが許してくれたら是非お願いしたいです。
さて、番組タイトル「3003」にちなんで30分番組でございますので、1回エンディングになります。来週もお越しいただきたいんですけども、今週はいかがでしたか?
野島:いいこと言えたのかなあ(笑)。
シャラ:言えてましたよ。うちらもめちゃくちゃアドバイスもらえましたし。来週はもっと課題とか悩みとか聞けたらと思いますので、よろしくお願いします。
髙比良:それではさようなら。また来週!
*「3003」はArtistspokenのアプリのほかPodcast、Spotifyなどで毎週日曜22時から配信中。
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