野島:作品もそうなんですけど、宮﨑駿さんのドキュメンタリーの動画があって、名言ばっかりなんですよね。毎回それを思い出してます。
シャラ:仕事術。
髙比良:宮崎駿さんの人としての部分も好きってことなんですね。
野島:最近よりそうなってきましたね。
永遠に成功することはない?
シャラ:そういえば「仕事」に関する回答が多かったですよね。野島:家帰ってもやっぱり仕事のことばっかりなんで、あんまりプライベートと分けてないですね。
髙比良:ドライブぐらいなんですか?趣味は。
野島:あとはピュアオーディオっていう、オーディオの音質を極めるシステムがあって。とにかくスピーカーとアンプの品質を上げていくみたいな。それも好きです。
髙比良:なるほど。オーディオ品は高いんじゃないですか。
野島:そうなんですよ。でも父親がオーディオ関連の仕事をしていて、ちょうど最近お下がりのスピーカーをもらって。とんでもない高いやつなんすけど、すごく安くもらって、それが良すぎて。
シャラ:へえ〜すごい。
髙比良:あとあれも良かったですね。「成功とはふとやってくるもの」っていう。そんな感覚だったんですか?
野島:「これ叶ったらいいな」って思ってることって大体その通りいかなくて、全然違うもの探してる時に見つかるみたいな。そういうのが本当の成功なのかなって。
あとは、昔それを目指してたけどでも今はもう目指してなくて、本当はもう達してるけど…みたいな。惜しいことをしてるというか。
髙比良:言われてみるとわかります。何か目標があってそこに向かっていって達成しても、なんか成功って自分の中で言えないんですよね。
シャラ:後から自分の後ろの階段をふと見たら、それが成功だったみたいな感じですね。
野島:常に変わっていくからですよね。成功しそうになってくると、もう別のことが気になってしまう。だから永遠に達することはない、成功することはないっていうのも一つあるかもしれませんね。
髙比良:「想像力」も良かったですね。一番しんどい質問でしたけど。
シャラ:ぼーっとする力って一番わかるかも。
髙比良:ぼーっとできることが想像できることでもあるわけじゃないすか。ぼーっとできない人もいるわけで。
シャラ:私できないんです。ぼーっとする訓練してますからね。
髙比良:私もそうです。頑張ってサウナ入ってますから。
シャラ:喋っちゃう人は駄目なんでしょうね。
ぼーっとするコツは?
野島:僕は割とできるほうで、大事にしてますね。休みの日とかはもうなるべく何も考えないように、ずっと座って空眺めてたりします。シャラ:ちょっと聞きたいんですけど、アドバイスが欲しいだけなんですけど(笑)。ぼーっとしようって思えば思うほどいろいろ出てくるじゃないですか。頭を静かにって思うと、どんどんうるさくなってくるんですけど。