「彼女は、私が信じる権利や理念のために戦う人だ」とスウィフトは、2億8300万人にのぼるインスタグラムのフォロワーに向けた投稿で語り、ハリスが「統率力を持つ才能あるリーダー」だと称賛した。
スウィフトはまた、ハリスの伴走者である副大統領候補のミネソタ州知事、ティム・ウォルツについても称賛し、ハリスが彼を選んだことに「とても勇気づけられ、感銘を受けた」と語った。彼女はさらに、ウォルツが「LGBTQ+の権利や体外受精(IVF)、そして女性の自己決定権を擁護してきた人だ」と付け加えた。
スウィフトはさらに、トランプが自身のSNSであるトゥルース・ソーシャルに、スウィフトが自身を支持したかのように見せかける偽画像を投稿したことが、今回のハリスへの支持につながったと語った。
「この投稿によって、AIを取り巻く懸念や誤情報の拡散の恐ろしさが呼び起こされた」とスウィフトは書き、「私は、有権者としてこの選挙における立場を明確にする必要があると考えた」と付け加えた。
スウィフトは、この投稿に彼女が猫を抱いた写真を添えて、末尾に「子なしの猫好き女性(Childless Cat Lady)」と署名した。これは、共和党の副大統領候補であるJ.D.ヴァンスが、民主党の女性議員や女性支持者をこう呼んだことを皮肉ったものだ。
スウィフトは、2020年の選挙ではバイデンを支持しており、ファンたちは彼女がハリスを支持するかどうかについて数週間前から議論していた。トランプは、スウィフトの影響力を意識していた模様で、6月の共和党下院議員との面談で、「なぜ彼女は、あんな間抜けを支持するんだ?」とバイデン大統領を指して述べていた。
トランプはまた、Variety誌の編集者であるラミン・セトゥーデとのインタビューにおいて、スウィフトを「並外れて美しい」「非常に才能がある」と称賛したが、彼女が「リベラル」であり「おそらく私を好きではないだろう」と語ったとされている。
(forbes.com 原文)