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2024.09.11 11:30

実機で確認 iPhone 16、Watch、AirPods新機能の「価値とインパクト」

アップルが発表した2024年のiPhone 16シリーズ。上位のiPhone 16 Proとともにカメラ機能の進化に注目したい

働き盛りのビジネスパーソンがきちんと向き合うべき睡眠時無呼吸症候群のリスクが、Apple Watchを身に着けて10日以上のデータ計測を続けるだけで判定できるのであれば、一度は活用すべきだ。
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心電図アプリなど、Apple Watchのヘルスケアに関わる新機能は今まで「北米先行」から、しばらく時を経て日本で使えるようになるパターンだった。しかし睡眠時無呼吸症候群は米国と日本のユーザーがほぼ同時に使えるようになりそうだ。本機能についてはApple S9のSiP以上を搭載するウォッチ(Series 9とUltra 2)以上であれば、機能のリリース後に最新のwatchOS 11にソフトウェアアップデートをかければ使えるようになる。Series 10に買い換えなくても大丈夫だ。

安価なノイキャン付きAirPods誕生。聴覚健康支援について「知っておくべきこと」

2016年の12月に最初のモデルが発売されたアップルのAirPodsは、現在ではスタンダードになった左右独立型ワイヤレスイヤホンの先駆的なモデルだ。ペアリングやリモコンの操作感などはiPhoneとの親和性が最も高いイヤホンだが、フラットな音質、アイコニックな「白いイヤホン」のデザインに惹かれてAirPodsを選ぶユーザーも多い。

リスニング環境周囲のノイズを消音する「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」の機能は、これまで上位モデルの「AirPods Pro 2」とヘッドバンドタイプの「AirPods Max」に搭載されてきた。最新モデルの「AirPods 4」はシリコン製のイヤーチップで耳を塞ぐことなく、軽やかに身に着けられる開放型ハウジングのAirPodsのスタイルを継承しつつ、「ANC搭載」のラインナップが選べるアンダー3万円のワイヤレスイヤホンだ。

アクティブノイズキャンセリング機能を搭載するモデルも発売する「AirPods 4」

アクティブノイズキャンセリング機能を搭載するモデルも発売する「AirPods 4」

イヤホン本体はスリムでコンパクトなデザインとしているので、イヤーチップの装着は苦手な方々も快適に身に着けられる。そのうえANC機能を搭載するAirPods 4は高い遮音効果と、十分に肉厚な低音に支えられたバランスのよいサウンドが楽しめる。ANCを搭載しないAirPods 4も同時に発売されるが、8000円の価格差で「ノイズキャンセリング付き」のAirPods 4が手に入るならば選択に迷う必要はない。
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