製品

2024.09.10 15:55

iPhone 16、日本は世界で3番目に安い国 高い高いと言うなかれ

Appleプレスリリースより

Appleプレスリリースより

2024年9月9日(日本時間は9月10日)にiPhone 16が発表された。アップルストアでの予約開始は9月13日21時からで、発売は9月20日となっている。

今回の目玉は、AIを活用した「Apple Intelligence」。パーソナルコンテクストを活用し、文章を校正したり要約したり、画像を生成したり、タスクを管理したり、Siriとのやり取りがより自然になったりと、利用者をよりサポートするツールとなっている。

また、本体サイドにはカメラをより簡単に操作できる「カメラコントロール」ボタンを搭載。新しいカメラシステムやバッテリー駆動時間の延長など、細かなアップデートが施されている。

そんな、iPhone 16は、近年円安の影響もあり高騰しており、気軽に買い替えるには躊躇する。しかし、世界的に見てみると、日本はそんな中でも安い部類だということがアップル製品の価格調査などを行っているNukeniが「アップル製品の最安値」として情報を公開している。

それによると、アップルストアでのSIMフリーiPhone 16の税込み発売価格(9月10日時点の為替レートを元に換算)を調査したところ、安い国のトップはアメリカ(最低税率地域)で11万8435円。2位は中国で12万476円、3位は日本で12万4800円となっている。

一方、高い国は1位がトルコで27万2700円、2位がブラジルで19万9624円、3位が15万8990円となっている。

今回の価格は、iPhone 15と同等で3世代続いた値上げは一息ついた感じ。アメリカでもすべて価格据え置きとなっており、この調子で今後も続いてほしいものだ。

過去の製品で為替レートから換算すると、iPhone 14、iPhone 15の発売時より為替レートは若干下がったものの、値下げをするまでにはいたってない。今後円高になったとしても、かなりの円高に振れなければ、しばらくは値下げに踏み切るのは難しいだろう。

調査の結果は、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Maxについても公開されている。高い高いと思っていたiPhoneもこうやって比較されると、安い方なのかと思うが、それでもパソコン一台買うような値段なので、買い替えは非常に悩むことに変わりはない。

出典:Nukeni「アップル製品の最安値」より

文=飯島範久

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事