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ビジネス

2024.09.15 09:45

4割は「呑みニケーションしない人」 してる人の狙いとは

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会社帰りに一杯、なんて時代はもう昭和世代な考えなのだろうか。かつて「呑みニケーション」と造語までつくられた、会社の人たちと仕事帰りに呑みに行ったり忘年会・新年会などと銘打ってお酒を呑んでいた世代にとっては、今の時代は人との関係があっさりしていると感じているかもしれない。そんな、仕事仲間と呑んでコミュニケーションを取ることについて、不動産のお悩み解決サイトURUHOMEがビジネス分野に興味関心を持つ人を対処にした「呑みニケーション」についてのアンケートを行っている。

それによると、呑みニケーションを取っているかの問いには、44.2%の人が「取っていない」と回答。「取っている」29.8%、「相手を選ぶ」が25.8%となっており、かなり多くの人が取っていないようだ。

また、呑みニケーションを取るか取らないかの印象について、「自分にとってプラスの人なら積極的、そうでなければ消極的」が36.2%でトップ。「好きではないので、取りません」が27.8%、「好きではないけど、仕事の延長線だと思って取っている」が18.1%と続いている。

具体的な意見としては、1位に対しては「呑むこと自体は大好きだけど仕事上の人となると、自分にとって有益である人としか呑みたくない」「マイナスの人と過ごすのは時間が、もったいない」「呑みの席での話は景気の良いことばかりで中身のない話をする人が多いので必要ない」などと、わざわざ時間を作ってコミュニケーションを取っているのだから、自分にとって有用でないと無駄と考える人が多いようだ。

2位に対しては、「職場で必要な仕事をして、それ以上職場の皆さんと関わりたくない」「アルコールが飲めないので、飲み会の会費が高すぎる」など、特に仲が良いわけでもない人たちと一緒に呑みたくなかったり、お酒が苦手で飲めないのに会費は同じで不公平という不満をぶつける人もいた。

3位に対しては、「仕事関係であれば行くべきだけど、本音は行きたくない」「欠席する選択肢を貰えない」など、行きたくないけどいかざるを得ない、とかなり諦めの境地といったところか。

ほかの意見を見てみても、50代の人からも「もう時代遅れの悪習だと思う。効果もほとんどない」「酒が必要だと思っている時点で逆に仕事ができない証拠でもある」「パワハラの一種だと思っている」など、昭和の悪習を根絶すべきと考えており、コミュニケーションを取るのであれば別の方法ですべき考えのようだ。忘年会や新年会などといったことは、近い将来珍しいものになるかもしれない。

出典:URUHOME「呑みニケーションについてのアンケート」より

文=飯島範久

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