ホテルや旅館などの宿泊施設における騒音問題。この対応や対処が本当に大変で難しいです。
今回はホテル側の視点から解説したいと思います。
もしかすると、今まさに騒音にイライラしていて検索からこのブログにやって来た方もいるかもしれません。少し落ち着く為にも読んでみて下さい。
フロントに相談して構わない
まず最初に言っておきますが、どう考えても我慢の限界を超えている。あまりにも酷い迷惑な音。つまり受忍限度を超えている場合、基本的にフロントに訴えていただいて結構です。自分が我慢すれば済むことだから…とストレスを溜めたままで耐える必要はありません。あなたもホテルサービスを受ける一人なのですから。
騒音か生活音か
しかし、その気になる音が本当に騒音なのか?ごく普通の生活音なのか?の判断は非常に難しいところです。中にはとても神経質で、僅かな音にも反応してしまう宿泊者も存在します。
例えば客室ドアのパタンという普通の開閉音。シャワーの水道管を通過する僅かな水音。
夜中・深夜であれば気になるのは理解できますが、冷静な客観的判断を期待したいです。
ホテルスタッフが騒音計を持って入室し、音の出る瞬間を待ち測定し、何デシベル以上の音だから騒音ですね。なんていうことをするのは現実には無理です。
ホテルの立地に関する騒音の場合はフロントに言ってもどうにもならないこともあります。
例えば、すぐ近くに線路や道路があり電車の音や車の音がうるさい等です。
自身の体験では、近くの道路の街路樹がムクドリの寝床になっており、日の入り時間のピーピーとやかましい声にうんざりしたことがあります。
こうした環境における騒がしさは、事前に口コミをチェックすることで防ぐことはできるかもしれません。
ホテル側の本音として、なんとも注意し難いのはカップルのあの声です。フロントも伝え方に苦労します。まあ、クレーム入れるほうも嫌でしょうけれど。