スポーツ

2024.08.31 13:00

史上最高「賞金総額110億円」、15の数字で見るテニス全米オープン2024

全米オープン4日目、2回戦でカロリーナ・ムチョバ(チェコ)と対戦する大坂なおみ(Robert Prange/Getty Images)

2万3859

フラッシング・メドウズ・コロナ・パークの園内にある世界最大のテニス・スタジアム、USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターの座席数。施設内で2番目に大きいルイ・アームストロング・スタジアムの収容人数(1万4069)は、四大大会のその他の大会の会場と、ほぼ同じ。

10万

大会中に使用されるテニスボールのおおよその数。スポンサーのウィルソンが提供する。ただ、全米オープンで使用されるボールは、男女で種類が異なる。

45万2599

全米オープンの会場内で購入できるカクテル、「ハニーデュース」の2023年の販売数。1杯あたりの価格は22ドル(約3200円)。つまり、売上高は1000万ドル近くにのぼったとみられている。
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Photo by Monica Schipper/Getty Images for Grey Goose

Monica Schipper/Getty Images for Grey Goose

ウォッカブランド、グレイグースとの提携により18年前から会場で販売されているこのカクテルは、ウォッカとレモネード、ラズベリーリキュールで作られ、お土産として持ち帰ることができるグラスで提供される。飾りとして乗せられる、ハニーデューメロンで作った3個の「テニスボール」が特徴。

79万9402

2週間にわたって行われる本戦の2023年における観戦者数。過去最多を記録した。「スポーツ・ビジネス・ジャーナル」によると、2024年の大会のチケット販売は、前年以上に好調だったという。

また、本大会の前に行われるイベント「ファンウィーク」の参加申し込みの件数は、前年比41%の15万7985だった。

130万ドル

2024年は期間中にパリパラリンピックが開催されるため、全米オープンは車いすの部を開催しない。そのためUSTAは、開催時期が重ならなければエントリーしていただろう選手たちに、出場した場合に支払われていた額相当の補助金を支払う。上記は推定されるその総額。

360万ドル

男女シングルスの優勝賞金の額。前年比20%の増加となる。2019年には385万ドルが支払われたが、すべての出場選手に対するより平等な待遇のために見直しが行われ、2021年には250万ドルとなっていた。

5億1400万ドル

2023年の全米オープンの収益。USTAの年次財務報告書によると、直接経費は合計1億9900万ドルだったという。

forbes.com 原文

編集=木内涼子

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