LAのスタジオで感じたこと
LEO:僕らがLAでパフォーマンスさせていただいた時も、僕らの音楽ってほぼ日本語なんですよ。それでも「僕らはJ-POPを待ってる、でもJ-POPが来ないんだ」と言われて。シャラ:確かにそれめっちゃありそう。
LEO:僕らが行かせてもらったスタジオさんにも、(日本人は)僕らが初めてだと言われて。「日本からいろんなアーティストさん来るけど、でも(ここには)来ないんだよ。パフィーマンスが見れて良かった」って。だから自分たちで何かアクションを起こしてくのもいいのかなって思います。
BE:FIRSTを待ってたっていうよりかは、J-POPを待ってたってことなので、誰にでも可能性があるわけで。いろんな人がJ-POPで海外に行って活躍することによって自分たちももっと頑張ろうって思えたりとか、J-POPの底上げにもなるとも思いますし。そしたらどんどん質の高い音楽が生まれていきますしね。
LEO
シャラ:日本って今まで海外に対して高い壁があったけど、それこそU30世代は多分それを感じてない。そういう人たちが「J-POP待ってた」って言われる場所に行けちゃってるっていうのが、壁が壊れ始めてるってことですね。
髙比良:こっちからしたらあったけど、向こうからしたらなかった壁ですよね。向こうでは英語で歌わなきゃとか、そうやって進出してる方がほとんどなんじゃないですか。それはそれでアーティストさんによってはやりたいことなのかもしれないけど、向こうからしたらそのままでも来てくれていいよっていうね。
僕らが洋楽聞いて「何かわかんないけどいいな」って思ってたのと一緒で、言葉ってわかんなくても別に良かったりしますもんね。意味調べて、これこういう意味なんだって思うわけですよね。
LEO:最初の話に戻るけど、J-POPを底上げするために頑張ってるので。どんどんすごい人たちがこの先絶対出てくるんで、僕たちが薄くなっていくことが大事というか。でもその中で一番最初に行ったのはBE:FIRSTだよね、って言われたいからこそ、常に音楽に対しては誇りを持ってやっていくっていうだけですね。
髙比良:だから謙虚なんだ。デカいからね志が。「BE:FIRSTすごいね。LA行ったんでしょ」って言われても、「いやJ-POPを」って。主語が違うから褒められてる言葉ともちょっとずれがあるんでしょうね。
MANATO:素敵なアーティストさんめちゃくちゃいるからこそですね。
シャラ:日本は本当にこんなに素晴らしいもので溢れてるのにあんまり世界に知られていかないから、知られないまま終わっちゃうのすごい嫌だなって思います。