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2024.09.08 09:45

水中撮影に特化したシネマトグラフィー制作集団TOWAIEIZO

プレスリリースより

水中撮影と聞くとサンゴ礁の魚やクジラが泳ぐ映像などを思い浮かべるが、それらは記録映像だ。映画やCMのようにセッティングしたうえで撮影されるものとはちょっと違う。そうした映像作品を水中で撮影する専門の会社がある。

映像作品は、ビデオグラフィーとシネマトグラフィーとに分けられる。ビデオグラフィーとは、コンサートのライブ映像やドキュメンタリーなど比較的小規模な映像作品で、1人のカメラマン、または少数のスタッフで作られる。シネマトグラフィーとは、映画のように大規模なセットや演出が導入される映像作品で、大人数がかかわるものを言う。

2023年12月に創業した「TOWAIEIZO」(トワイエイゾ)は、水中に特化したシネマトグラフィー制作会社だ。映像制作とダイビングの豊富な知識と技術を持ち、映画のシーン、CM、ミュージックビデオ、企業のプロモーションビデオなどを制作する。

日本の水中撮影の会社は、ほとんどがダイビング関係者が中心となって設立されているが、TOWAIEIZOは「映像業界に寄り添った、特殊撮影としての水中撮影に特化した会社」だという。水中撮影用カメラのハウジングも独自のものを開発した。水中シーン撮影の「すべてを請け負える水中撮影チーム」を自負する。

現在は少人数のTVロケなどに適した「LIGHT」(10万円から)、機材をお任せでコンパクトに撮影できる「BASIC」(30万円から)、シネマ用カメラとレンズを使用した「PREMIUM」(50万円から)の3つの料金プランが設定されている。

TOWAIEIZOという社名は、水中撮影「とは言え」映像作品のクオリティーは重要という価値観を示すものだ。ゆくゆくは水中撮影で世界に通用する水中エンターテインメントの創作を目指している。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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