レゴ、スーパーマリオシリーズの新作「マリオカート」全6セットを発表

レゴ スーパーマリオ マリオカート(LEGO)

レゴ スーパーマリオ マリオカート(LEGO)

世界中の数え切れないほど多くのブロックビルダーたちの祈りに応え、レゴがついに「スーパーマリオ」シリーズに加わる新製品「マリオカート」セットのコレクションを発表した。全部で6種類のセットがラインナップされている。

しかし、新しい象徴的なディスプレイピースのために飾り棚のスペースを確保して待っていた人にとっては、おそらく悪いニュースだろう。

多くの人が長いこと望んできたのは、レゴが対象年齢18歳以上の大人向けレゴセットのシリーズにマリオカートを加えることだった。大人向けの「レゴ スーパーマリオ」としては、「スーパーマリオワールド:マリオ と ヨッシー」(71438)というディスプレイセットが、10月1日に税込1万8980円という価格で発売されることになっている。新しい6種類のマリオカートセットはそのような大人向けではなく、インタラクティブな遊び方に関心を持つ年少のファン向け製品として、拡大を続けるレゴ スーパーマリオのシリーズに加わることになる。

結果として、2025年1月1日に発売されるこの新シリーズは、既に販売中の「レゴ マリオ」「レゴ ルイージ」「レゴ ピーチ姫」のフィギュアに搭載されているデジタルな機能と連動するように設計された。これらの製品を新しい6種類のセットと組み合わせると、マリオカートのゲームでおなじみのレースが始まる音、クラクションを鳴らす音、カートがドリフトする音、空中を飛ぶ音などのサウンド効果と、フィギュアに内蔵された液晶ディスプレイに表示されるビジュアル効果が追加される。デジタルな仕掛けには、新しいセットに付属するアイテムボックスのカラーバーコードをスキャンする機能もあるので、自分でコースを作って走らせながら、コインを集めたり、スコアを伸ばしたりといった遊び方ができる。

レゴ スーパーマリオ マリオカートのシリーズには、ヨッシー、ドンキーコング、ベビィマリオとベビィルイージ、レミー、ベビィピーチ、キノピオ、そしてBダッシュ、DKジャンボ、クラシックなスタンダードカートといった魅力的なキャラクターや印象的なマシンが含まれているものの、私のような大人のマニアが飾っておきたくなるようなものではない。

私は、自宅のあちこちにある埃をかぶった組み立て済みレゴが多すぎてケースを買っても追いつかず、まだ未組立のセットが部屋の隅に積まれていても次から次へと新しいセットを買い込み、完成済みセットの空き箱はすべて屋根裏部屋に保管している(なぜなら箱にも価値があるからだ)が、かといって決してそれらを売り払うようなことはしない30代後半のオタクの一人だ。だから私の話をすべて鵜呑みにしないほうがいいが、それでも今回発表された新しいマリオカートのセットが、どれも非常にうまくデザインされていることは確かだ。私のような野暮ったい人間がターゲットではないとしても。そしてレゴ スーパーマリオのシリーズが好きな人にとっては、最高の拡張パックになるだろう。

2025年発売予定「レゴ スーパーマリオ マリオカート」全ラインナップ

レゴ スーパーマリオ マリオカート ヨッシーバイク(72031)(LEGO)

レゴ スーパーマリオ マリオカート ヨッシーバイク(72031)(LEGO)

「レゴ スーパーマリオ マリオカート ヨッシーバイク」(72031)
価格:$14.99(約2200円)/ £12.99 / €14.99
ピース数:133
寸法:高さ 6cm、長さ 9cm、幅 4cm

最も安価なセットであるヨッシーバイクは、広いコースを作って遊ぶなら欠かせないセットになるだろうし、あるいはこれ1つだけ買って楽しんでもいいだろう。それでも赤と緑のカメのこうらとそれを投げる道具が付属する。レゴがプラスチック製こうらの追尾技術を開発しているとは思えないが、そこは遊ぶ人の想像力に任せるということらしい。
次ページ > ドンキーコング、キノピオなど、その他のラインナップ

翻訳=日下部博一

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事