フォーブスは2022年にAirConsoleを初めて取り上げた。それ以来、同社は数々の画期的な提携を獲得しており、今回の契約は最新のものとなる。また昨年はインドのKPITテクノロジーズから新たに大規模な出資を受け、これにより事業を拡大し続けている。
念の為指摘しておくが、安全上の要件や規制により、走行中に運転手や同乗者がAirConsoleのゲームをすることはできない。もちろんUNOも例外ではない。車両が停止しているときのみ、スマホからゲームにアクセスできる。より没入感のある体験を提供するために、音響や照明機能を含む車載インフォテインメントシステム全体を活用する。
UNOの場合、車内にいる最大4人がゲーム(名称はUNO Car Party)に参加できる。AirConsoleの最高経営責任者(CEO)のアンソニー・クリコは「誰もが楽しめるゲームであること、車のハードウェアに合わせて統合されていること、そしてスマホをコントローラーとして使うことなど、UNOはAirConsoleの強みを見事に表現している」と語る。
「各プレイヤーは、クルマのインフォテインメントシステムでプレイしながら、自分のカードを他のプレイヤーの目にさらすことなく自分のスマホで見ることができる」とクリコは説明する。「インフォテインメントシステムのタッチスクリーンやブルートゥース・コントロールだけでは実現できないゲーム体験だ」