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新規事業

2024.08.24 09:00

企業共創の「起業家精神」を見よ 社会を動かす「クロストレプレナー」発表

日本から世界に誇れる共創プロジェクトに光を当てる、2回目の「Xtrepreneur AWARD 2024」。8月23日に発売した『Forbes JAPAN』2024年10月号で、本アワードのグランプリと5つの部門賞を発表した。どんな点が重視されて選出されたのか。


大企業がかかわり、2社以上がアセットをもち寄り、社会を変えていく共創。そんなプロジェクトを推進する者たちを私たちは、昨年から「クロストレプレナー」と名付け、発掘をしている。

まず、スケールアップして開催した本アワード受賞プロジェクトが、どのように選出されたか紹介したい。今回は共創事例に詳し い7つの組織・企業が、アドバイザリーボードとして協力。彼らからの推薦事例と編集部推薦、公募を合わせて集まった約100件 から、編集部で18件のノミネートプロジェクトに絞り込んだ。

6人の審査員がノミネートプロジェクトを審査し、1つのグランプリと5つの部門賞を決定。審査基準は、日本発グローバル、インパ クト、意外性の3点を重視した。それぞれ、世界でイニシアチブを取るポテンシャルがあるか、社会課題に向けて大きな影響をもたらすことができるか、発想をゆさぶられるようなアセットやレガシーの組み合わせがあるかという視点だ。

Xtrepreneur AWARD 2024結果発表

グランプリ

心・血管修復パッチ「シンフォリウム」の共同開発
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ローカルインパクト部門

徳島県上勝町発、都市部での廃棄物再利用率100%に向けた取り組み
「reRise TOKYO」
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サーキュラーエコノミー部門

廃食用油を原料とした国産SAFの大規模生産に向けた協業
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GX/カーボンニュートラル部門

CCU活用による環境保全型ハイブリッド農業
「藻類Xアクアポニックス」プロジェクト
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地域活性/モビリティ部門

「沿線まるごとホテル」プロジェクト
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ダイバーシティ&インクルージョン部門

認知症で不安になる本人・家族・企業が少なくなる社会へ。
電話×AIによる「脳の健康チェック」サービス
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文=督 あかり

この記事は 「Forbes JAPAN 2024年10月号」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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