大企業がかかわり、2社以上がアセットをもち寄り、社会を変えていく共創。そんなプロジェクトを推進する者たちを私たちは、昨年から「クロストレプレナー」と名付け、発掘をしている。
まず、スケールアップして開催した本アワード受賞プロジェクトが、どのように選出されたか紹介したい。今回は共創事例に詳し い7つの組織・企業が、アドバイザリーボードとして協力。彼らからの推薦事例と編集部推薦、公募を合わせて集まった約100件 から、編集部で18件のノミネートプロジェクトに絞り込んだ。
6人の審査員がノミネートプロジェクトを審査し、1つのグランプリと5つの部門賞を決定。審査基準は、日本発グローバル、インパ クト、意外性の3点を重視した。それぞれ、世界でイニシアチブを取るポテンシャルがあるか、社会課題に向けて大きな影響をもたらすことができるか、発想をゆさぶられるようなアセットやレガシーの組み合わせがあるかという視点だ。
Xtrepreneur AWARD 2024結果発表
グランプリ
心・血管修復パッチ「シンフォリウム」の共同開発(記事はこちら)
ローカルインパクト部門
徳島県上勝町発、都市部での廃棄物再利用率100%に向けた取り組み「reRise TOKYO」
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サーキュラーエコノミー部門
廃食用油を原料とした国産SAFの大規模生産に向けた協業(記事はこちら)
GX/カーボンニュートラル部門
CCU活用による環境保全型ハイブリッド農業「藻類Xアクアポニックス」プロジェクト
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地域活性/モビリティ部門
「沿線まるごとホテル」プロジェクト(記事はこちら)
ダイバーシティ&インクルージョン部門
認知症で不安になる本人・家族・企業が少なくなる社会へ。電話×AIによる「脳の健康チェック」サービス
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