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2024.08.18 09:45

QRコード式のペット迷子札 取り扱いも簡単で安全

プレスリリースより

ペットの犬や猫の約2割が迷子を経験しているとか。災害時は大切なペットとはぐれてしまうことも珍しくない。迷子対策としてまず思い浮かぶのはGPSタグだが、それなりの価格で初期設定が面倒だったりする。そこで登場したのが、電池を使わないQRコードのタグだ。ブラウザーを電話代わりに使う通話サービスを利用した新しい迷子対策は、簡単で安価でセキュリティーの心配もない。

インターネット通話サービス「THISIS」(ディスイズ)を展開するTHISISは、じつにシンプルなタグを使ったペットの迷子対策サービス「ペットタグ」の提供を目指してクラウドファンディングを開始した。THISISは、専用アプリを使って通話やチャットができるサービスだが、IDがURLなので、相手はアプリを使わなくてもブラウからURLにアクセスするだけで通話が可能になる。そのためQRコードでのアクセスは、GPS位置情報の共有などもできる。

その機能を利用したのが「ペットタグ」だ。ペットには、URLのQRコードを持たせるだけ。迷子になって誰かに保護されたとき、保護者がそのQRコードをスマホで読み込むと、ペットの情報が示される。その画面から飼い主に連絡ができ、位置情報を伝えることもできる。その際、お互いの電話番号などの個人情報を交換する必要がない。迷子になっていないときは留守モードにしておけば、ペットの情報は表示されず、通話やメッセージの送信はできなくなるので、いたずらを防止できる。

クラウドファンディングのリターンでは、QRコードを入れるタグがもらえるが、QRコードを印刷して自分で迷子札を作ってもいい。とくに小さなワンちゃんやネコちゃんにはGPSタグは重くて邪魔になるが、QRコードコードをシールにして首輪に貼り付けるだけでも用が足りる。あくまで、誰かに保護されてQRコードを読み取ってもらうことが前提なので、心配ならばGPSと併用するのもいいだろう。

クラウドファンディングはCAMPFIREで9月上旬まで実施中だ。サービス開始はクラウドファンディングが終了してからとなる。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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