ウクライナ軍がクルスク州の国境付近一帯を支配している限り、ハリノ航空基地を拠点とする第14連隊などのロシア軍部隊の危険は高まる一方だろう。
ウクライナ軍は侵攻地域内からこの基地を攻撃するのであれば、より短い射程のロケット弾を使うことができる。それには、米国製の高機動ロケット砲システム(HIMARS)から発射されるM30/31弾も含まれる。
ウクライナ軍が貴重なHIMARSをこれほど前線に近くに出す危険を冒すかどうかはわからない。ただ、もしそうすれば、ウクライナ軍はハリノ航空基地をこれまで以上に激しく攻撃できるかもしれない。
(forbes.com 原文)