健康

2024.08.09 17:45

ダイエットが続かない人の言い訳ランキング

Getty image

ダイエットが続かない人は、特別な理由がないかぎりは、ただ意思が弱いだけと断じていいだろう。しかし、そんな人にかぎってあれこれ言い訳をする。そのランキングが発表されたが、言った覚えがありすぎて怖い。

暮らしの情報サイト「さぶろぐ」を運営するレビューは、全国の20代以上の男女100人を対象に「ダイエットが続かない人の言い訳」に関するインターネット調査を行った。

1位は100人中30人が答えた言い訳。「ダイエットは明日から」だった。30代の女性は、タイミングのいい日をみつけるため、という理由で伸ばし伸ばしにしているとか。50代男性は、一晩寝ると決意が薄れ、明日にはやる気が失せているとのこと。

2位は「頑張ったごほうび」。これはダイエットの反動でつい食べ過ぎてしまうパターン。ダイエットしないほうが太らないかも。

3位は「その気になればやせられる」。ダイエットに成功した経験のある人が言いがちに思えるが、50代男性は「真剣にやっていない、やったことがないから」という言い訳でしかないと話している。どっちみちやらないのだ。

4位は「そんなに食べたつもりはない」。言い訳とは自覚しているから出るものだが、20代女性は、ダイエットを頑張ると宣言した同僚が「野菜しか食べてない、やばい」とか言いつつ、めちゃくちゃパスタを食べているのを目撃してしまい、「「無意識でそんなに食べたつもりはないと語っていた気がします」と話している。無意識はホントにやばい。

5位は「生理前だから」。「生理前は痩せにくいから生理明けに頑張ると言いながら、タイミングを逃してまた生理前になってしまう」と40代女性は言っている。生理前に3キロ太っても生理後に元に戻ると思って食べ過ぎて太るを繰り返している、という20代女性もいた。

6位は「食事を残すのはもったいない」。子どもの食べ残しを食べているという40代のお父さん、捨ててしまうのは食材に申し訳ないという20代の男性。たしかに、フードロスはなくさないといけない。難しい問題だけに、言い訳としてはレベルが高い。

7位は「今日は暑いから(雨だから)」。とにかく、理由はもうなんでもいい。

8位は「これは0カロリー」。30代女性は「現実逃避」と言っている。真実をねじ曲げる力技だ。ダイエットをしているというより、ダイエットに敵対していると言える。

以上、ダイエットをやらない理由8選。おそらく、ダイエットするぞと決意しながらしない人は、これらを上手に使い分けているはずだ。ダイエットの成功の秘訣は、グダグダ言わずにやること。それしかない。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事