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北米

2024.08.06 12:30

トランプ、世界の株価急落を「カマラ・クラッシュ」と命名

Photo by Spencer Platt/Getty Images

トランプ前大統領は8月5日のトゥルースソーシャルへの投稿で、世界の株式市場の急落がカマラ・ハリス副大統領の大統領選への出馬によるものだと決めつけ、「カマラ・クラッシュ(Kamala Crash)」と名付けた。彼はまた、この急落がバイデン政権の失策によるものだとも非難した。

トランプは、ハリス副大統領が当選すれば大恐慌や第三次世界大戦が勃発するかもしれないと警告した。彼はまた、バイデンとハリスによる政権を「非常に愚かな人々」と呼び、「私が全てにおいて正しかったことを忘れてはならない!」と支持者に伝えた。

トランプは、予想を下回る7月の雇用統計に端を発した5日の株価急落を、カマラ・クラッシュと呼び、ハリス副大統領とバイデン政権に責任があると非難した。「カマラは曲者のジョーよりもさらに悪い」とトランプは書いた。

トランプは、4日のトゥルースソーシャルへの投稿で「株式市場が暴落している。言っただろ! カマラは何も分かっていない。バイデンはぐっすり眠っている」と書いていた。米国市場の株価は、2日の雇用統計の発表直後にも大きな下落を見せていた。

トランプは、しばしば、株式市場のプラスの動きを自分の手柄とし、マイナスの動きを対立候補のせいにしている。1月に株価指数が史上最高を記録したとき、トランプはその上昇を自身の世論調査の結果と結びつけ、「この株価の上昇は、トランプ効果だ。投資家たちは私が勝つと予測し、それが市場を押し上げている」と書いていた。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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