リーダーシップ

2024.08.16 13:00

シニアリーダー会議が「実りのない」ものになってしまう4つの理由

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私は多くの時間を同僚との会議に費やすシニアリーダーたちと仕事をしている。中には、こうした会議を好むリーダーもいるが、多くのリーダーが、お互いに共通の課題を感じている。たとえば、次のとおりだ。

・同僚との会議が低い価値の成果しか生まない

シニアリーダーのグループを集めることは高コストなやり方だ。そのため、最も高給の人々が会議をするなら、それは限られた理由のためだけであるべきだ。すなわち意思決定を行う、進むべき道筋に合意する、重要なアイデアを議論するなどだ。単に情報を共有したり、アップデートを提供したり、実際の解決策や決定のない問題を議論するためにシニアリーダーを集めることは、彼らにとって価値が低く、組織にとってはコストがかかる。

・自分が取り組んでいることばかり話す

これを解決するためには、自分が取り組んでいることを話すのをやめ、結果を出すための会話にシフトすることだ。他のシニアリーダーとの議論を主導する場合、事前に達成すべき結果を決定し、与えられた時間内にその結果をどのように達成するかを決める必要がある。

・同僚の賛同を得るための努力が足りない

同僚との議論を主導する場合、特定の行動方針を彼らにアピールすべきだ。たとえ自分のアプローチの価値が確かであっても、他の人がそれを理解するとは限らない。同僚はリーダーが直面する中でも最も厳しいオーディエンスであることが多いため、同僚が「いるはず」と考えているポジションではなく、実際に「いる」ポジションを理解することがさらに重要になる。

・自問する:自分は安全策を取り過ぎていないか?

会議でシニアリーダーが互いに犯す最大の間違いは何か? それは勝つために行動するのではなく、負けないように行動することだ。実際には、これはアイデアを共有する際に、コメントを当たり障りのないものにとどめたり、当たり前のことしか言わないような生ぬるい洞察を提供したり、反論されたときに引き下がったり、黙っていたり、同意するだけだったり、同僚に責任を負わせなかったりするかたちで現れる。

私たちのほとんどがこれらの間違いのいくつかを犯している。もしこれがあなたに当てはまると思うなら、小さなことから始めるべきだ。次の会議で取る覚悟のある小さなリスクをいくつか特定し、事前に準備し、そしてその時が来たら、実行に移すのだ。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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