表紙には、日本茶事業をグローバルに展開するTeaRoom代表取締役CEOの岩本涼、東京ブランドを体現し世界のハイブランドやファッションシーンから求められているモデル、DJ、「jouetie」クリエイティブディレクターのAMIAYA、伝統技法と最先端テクノロジーを掛け合わせて新しい工芸を行うsecca inc.代表取締役、デザイナーの上町達也の3人が登場した。他にも、デジタル技術で地域に根ざした建築を行うVUILD・秋吉浩気、海藻を独自技術で栽培するシーベジタブル共同創業者の友廣裕一などの記事を掲載した。
23年は、京都市とともに、カルチャープレナーを表彰したイベント、「CULTURE-PRENEURS AWARD 2023」も開催。カルチャープレナー特集、イベントは、24年11月号でも予定しており、「次の10年」を牽引する重要な存在として今後も継続的に注目していく。
Next100|100通りの「世界を救う希望」
『Forbes JAPAN』2023年6月号から開始した特集「NEXT100」(100通りの「世界を救う希望」)は、今、さまざまな領域で出現している「多彩な新・起業家100人」にフォーカスした企画だ。地球規模から社会、地域まで、さまざまな課題に対して、アントレプレナーシップをもち、「自分たちのあり方」と「新手法」で挑む起業家やリーダーたちを「NEXT100」とした。独自のスタイルや美意識で新たな価値指標をつくりながら、多くの人とともに社会的・経済的インパクトを出している多彩な新・起業家こそ、世界の希望になるという趣旨だ。
23年6月号の表紙には、AIと3Dプリンティングで義足開発を行うインスタリムCEOの徳島泰、日本の仏教を世界に開く僧侶、アンセストリストの松本紹圭、音楽を軸に新たな社会貢献のあり方を模索するマルチアーティストの鶴田さくらの3人が登場した。
24年6月号は、世界的な音楽家でありながら、ジャパン・ナショナル・オーケストラの経営者でもあり、クラシック音楽を軸に音楽家の社会的役割を模索する反田恭平、B corp認証企業をリードするB Market Builder Japan共同代表の溝渕由樹、遺贈寄付を提案する日本承継寄付協会代表理事の三浦美樹の3人が表紙を飾った。
ユニコーン(企業価値10億ドル以上の未上場企業)を目指すスタートアップ起業家に加え、従来の起業家の分類を拡張するように「新しいスタイル」で挑む多彩な新・起業家たちをこれからも応援していく。