仮想通貨情報メディア「JinaCoin」(ジナコイン)を運営するjaybe(ジェイビー)は、20代から60代の男女200人を対象にアンケート調査を行った。それによると、初めて買った仮想通貨の銘柄はビットコインが圧倒的に多く、2位のイーサリアム以下はきわめて少数だった。
また、仮想通貨取引前にいちばん不安だったことは、価格の変動、セキュリティー、騙されるリスクと、仮想通貨の危険性に関してある程度の知識を持っていたことがわかる。そのためか、初期投資額は1万円未満が8割近く。次いで1万円から5万円未満が約半数と、お試し感覚で始めた人が多いようだ。
さて、実際に始めてみてどうだったのか。やってみて気づいたことを尋ねると、いちばん多かったのが価格の変動性だ。覚悟はしていたが、価格変動が思っていたより激しかったということだろう。次が感情に左右されない取引。激しい価格変動に慌てず、冷静に対処することの大切さを教えている。それに、ほぼ同じ割合でセキュリティーの重要性、継続的な学習の必要性と続く。仮想通貨取引はなにかとリスクがともなう。それを裏付けるように、分散投資の必要性と自己責任の重要性をあげる人もいた。
アンケート参加者から初心者に向けてのアドバイスが、いくつか示されている。30代女性は、キャンペーンでもらったビットコインでスタートし、今はポイ活で貯めたポイントを仮想通貨に換金しているという。「そういうものから始めるのと安心」とのことだ。
40代男性は、1週間で数十倍にもなる可能性のあるマイナーなコインを買ったが「無価値に等しいぐらい」値下がりすることが多かった。なので、はじめはビットコインやイーサリアムなどメジャーな銘柄を買うよう勧めている。
30代の男性は、暗号通貨は「歴史が浅く、過去のデータで今後の仮想通貨の価格を予想するのは難しい」とし、さらに、ギャンブル性が高く税制優遇もないが、資産の数パーセントなら資産分散になり、数十パーセントなら「夢を買うことになる」と話している。
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