サービス

2024.07.31 14:00

アップルがiOS 17.6リリース、バグ修正とスポーツ観戦用新機能を追加

Getty Images

多くの人が数週間後に登場するであろうiOS 18の公開を待ち望んでいる中、アップルは現在もiOS 17に取り組んでいる。最新のiOS 17.6はiOS 18が前、最後のメジャーアップデートになると考えられるが、バグ修正のためにiOS 17.6.1などが配信される可能性はある。そんなiOS 17.6の新機能を紹介する。

iOS 17.6の対象モデルは?

iOS 17は、iPhoneは2018年に発売されたiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降のすべてのモデルが対象となっている。つまりiPhone 11シリーズ、iPhone 12シリーズ、iPhone 13シリーズ、iPhone 14シリーズおよびiPhone 15シリーズだ。さらに、iPhone SEの第2世代と第3世代モデルも対象に含まれている。

入手方法

「設定」アプリを開き、「一般」「ソフトウェアアップデート」の順にタップする。そこで「今すぐアップデート」を選ぶのが最も早く入手する方法だ。iOS 17.6のダウンロードサイズは、筆者のiPhone 15 Pro Maxでは1GBだった。

アップデートの内容

このアップデートは主にバグ修正(20個以上が含まれる)で、アップルからの通知は「このアップデートには重要なバグ銃声とセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザーに推奨されます」と標準的なものだ。

しかしながら、それはiOS 17.6に新機能がないという意味ではない。Apple TVアプリの「Catch Up」というスポーツ観戦ユーザーのための機能が1つだけ追加されている。

この機能は、メジャーリーグサッカー(MLS)のシーズンパスでライブストリーミングを見る人向けのものだで、すでに始まっているゲームのライブストリームを見始めた際、それまでのハイライトシーンを見ることができるというものだ。ゲームの進行中にKey Playsカルーセルが表示されるほか、ビデオプレイヤーのコントロールメニューからも利用できる。

新機能が1つだけとはずいぶんケチだと思ったかもしれないが、それはアップルがiOS 17で約束していた機能をすべて提供しているためだ。

今後iOS 17.7が出てくることがない限り、iOS 18に向けた本格的な動きがいよいよ始まる。

forbes.com 原文

翻訳=高橋信夫

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事