ファッション

2024.08.17 15:00

新作バッグと靴で街を駆け抜ける─連載 Forbes JAPAN CIRCLE 30

手には真新しいバッグ、そして足元には下ろしたての靴。いつもの街に一歩踏み出せば、歩調は自ずと軽くなる。見慣れたコンクリートジャングルを走り抜けると、そこには見たことのない情景が広がっているはず。ファッションの力とは、そんな湧き上がる高揚感とともに常にある。


クラシックとモダンのハイブリッドが新鮮

バッグ[W49×H36×D25.3cm]944900円、靴210100円、ブルゾン 参考商品、パンツ248600円〈すべてエルメス/エルメスジャポンTel:03-3569-3300〉

バッグ[W49×H36×D25.3cm]944900円、靴210100円、ブルゾン参考商品、パンツ248600円〈すべてエルメス/エルメスジャポンTel:03-3569-3300〉

メゾンのアーカイブ写真から着想を得た、馬具類の写実的な絵柄が大胆にプリントされたトートバッグ「ガーデン・パーティ」は、2024-25年秋冬メンズコレクションのランウェイにも登場した新作。上質なコットンとレザーを用いた軽やかなつくりで、スタイリッシュなアクセントに最適だ。この秋冬のトレンドであるチロリアンシューズ風のレザーアッパーに、ノッチドソールとTPUソールを組み合わせた新しいシューズ「ジェイソン」は、軽量設計で抜群の履き心地。

デザインを進化させるアイコニックな意匠

バッグ[W31×H42×D18cm]308000円、スニーカー104500円、ブルゾン432300円、ニット130900円、パンツ108900円〈すべてエトロ/エトロ ジャパンTel:03-3406-2655〉

バッグ[W31×H42×D18cm]308000円、スニーカー104500円、ブルゾン432300円、ニット130900円、パンツ108900円〈すべてエトロ/エトロ ジャパンTel:03-3406-2655〉

アイコンのペイズリー柄を緻密なジャカード織りで表現した、コーティング素材のバックパック。シンプルながらも、フロントポケットにシンボルのペガサスとイニシャルのEを組み合わせたロゴがブラックの刺繍であしらわれ、さりげなくもクールに主張する。アイボリーのカウハイドとライトグレーのカーフスエードで異素材コントラストを表現したスニーカーは、やや厚底のラバーソールで履き心地抜群。大胆に配したペイズリーの滴モチーフが目を引く。

使うたび味わいが増す手放せない相棒たち

バッグ[W47.5×H29×D26.5cm]770000円、 靴 138600円、 ジャケット366300円、ポロニット157300円、スカーフ50600円、パンツ 参考商品、サングラス 参考商品〈 すべてラルフ ローレンパープル レーベル/ラルフ ローレンTel:0120-3274-20〉

バッグ[W47.5×H29×D26.5cm]770000円、靴138600円、ジャケット366300円、ポロニット157300円、スカーフ50600円、パンツ参考商品、サングラス 参考商品〈 すべてラルフ ローレンパープル レーベル/ラルフ ローレンTel:0120-3274-20〉

普段使いから短期旅行まで活躍するオールレザーのボストンバッグ。しなやかで味わい深いカーフスキンを用い、フィレンツェの小さな工房で生産される限定モデルで、使うたび愛着が増す。着脱可能なキャンバスポーチ付きだ。そんなバッグとベストマッチなローファー「ペリン」は、アイコンの馬具スティラップ(あぶみ)がスポーティエレガントな雰囲気。バーニッシュカーフの彩りも美しい。

日常を加速させるアクティブカジュアル

バッグ[W64×H42×D23cm]374000円、靴165000円、ブルゾン1067000円、シャツ330000円、パンツ264000円〈すべてジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパンTel:03-6274-7070〉

バッグ[W64×H42×D23cm]374000円、靴165000円、ブルゾン1067000円、シャツ330000円、パンツ264000円〈すべてジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパンTel:03-6274-7070〉

半月型の優美なフォルムがボディにフィットし、抜群に持ち歩きやすいショルダーバッグは、上質なコットンキャンバス製で非常に軽やか。アルマーニらしいニュアンストーンのオリーブが大人らしい。足元に合わせたシューズは、チロリアンタイプのレザーアッパーと半透明ラバーのスニーカーソールを融合させたハイブリッドな一足。ヒールのネオングリーンの補強革が、近未来的でモードなアクセントをさりげなく足元に添える。
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direction by Akira Shimada | photographs by Akira Maeda | styling by Makoto Yoshino | hair & make-up by Hanjee | model by Daisuke | text by Yasuhiro Takeishi (Fashion), Tetsuo Shinoda(Watch)

この記事は 「Forbes JAPAN 2024年9月号」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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