シーズンは終了したものの、その後すぐドラフトがあったり、フリーエージェント解禁によってスターが別チームに移籍したり、話題が尽きないNBA。また先日終わったサマーリーグではレブロン・ジェームズの息子であるブロニー・ジェームズがデビューし、大きな注目を集めました。皆さんのこれまでのオフシーズンの印象深いNBAテーマは何でしょうか。
さて7月26日からいよいよパリオリンピック2024が開幕しました。
バスケ日本代表の試合が楽しみなことはもちろん、本気を出してきたアメリカ代表が前評判通り優勝できるのかは、やはり気になるところです。今回はオリンピック前特集ということでバスケアメリカ代表についてお届けしていきたいと思います。
ドリームチームすぎる! メンバー構成
前回の東京五輪では金メダルを獲得するも、昨年の世界選手権ではまさかのメダルを逃す結果になったアメリカは今回豪華すぎるメンバーをそろえてきました。まず見て頂きたいのが、アメリカ代表のロスターです。
<ガード>
ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ所属)
アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ所属)
デリック・ホワイト(ボストン・セルティックス所属)
タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ所属)
ドリュー・ホリデー(ボストン・セルティックス所属)
デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ所属)
<フォワード>
レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ所属)
ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ所属)
ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス所属)
<センター>
ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers所属)
バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート所属)
アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ所属)
全員がオールNBAクラスであり、ロスター12人中11人がオールスター経験のある選手です。2000年代からNBAを牽引してきたレブロン、カリー、デュラントから、次のNBAを引っ張るテイタム、ブッカー、エドワーズなど豪華すぎる構成になっています。
個人的には2008年ロンドン五輪で金メダルを取ったコービー、レブロン、ウェイド、カーメロがいたリディームチームに匹敵するほど豪華なラインナップをそろえてきたなという印象があります。しかも年齢的にレブロン、カリー、デュラントはおそらく最後の五輪になると思うので、今回が彼らの五輪集大成になります。
そんな期待感高まるアメリカ代表は五輪前の強化試合では5試合戦い、5勝0敗。まだまだ状態は上げていけるものの、五輪に向けて楽しみな点や懸念になりそうなこともあるため、それぞれお伝えしていきます。