スポーツ

2024.07.26 18:15

ひっつけ17歳! 愛称はネトフリの指標名「stickiness」、安楽宙斗パリ五輪へ

© Dimitris Tosidis/IFSC

「世界で戦うには英語が必要」「シーズンで一番強い選手でありたい」

国際大会の後の記者会見では、安楽選手は自分が使える限りの英語を使って答える努力をしており、また、テレビなどのインタビューによると、高校生活とクライミングのトレーニングなどで超多忙な毎日を送る中、英語の勉強を続けているという。週1日だけ登らない、トレーニングしない日を作っていて、その日は、朝7時に起きて7〜8時間英語の勉強をしている、という本気ぶりだ。世界で戦うには英語が必要、という意識がその背後にはあるという。
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そこで、英語学習についてと、直前に迫ったパリ五輪への抱負を一言ずつ、安楽選手からいただいた。

──”Sticky Sorato”(ペタッとくっつくそらと)は英語の中継中に使われているニックネームです。安楽選手は英語の学習に力を入れていらっしゃると聞きました。英語学習のモチベーションや目標について教えてください。

海外にも興味がありますし、外国人選手とコミュニケーションを取りたい気持ちがあるので勉強をしています。

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──パリ五輪への抱負は。

オリンピックに参加できることが楽しみです。オリンピックで勝ってシーズンで一番強い選手でありたいです。

「スティッキーSorato」のあだ名通り、パリの壁にひっついて離れない、「一番強い」安楽選手の「Sticky Move」を、オリンピックで期待したい。








高以良潤子◎ライター、ジャーナリスト、インストラクショナルデザイナー。シンガポールでの通信社記者経験、世界のビジネスリーダーへの取材実績あり。2015年よりAmazon勤務、インストラクショナルデザイナーを務めたのち、プログラムマネジャーとして、31カ国語で展開するウェブサイトの言語品質を統括するなど活躍。2022年より米国系IT企業勤務。

文=高以良潤子 編集=石井節子

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