ハリス副大統領は、7月22日に選挙対策本部を訪れた際に、ビヨンセの『Freedom』が流れる中で登場した。CNNによると副大統領のスタッフが事前に許可を求めたところ、ビヨンセのチームは、ハリス陣営が選挙戦を通してこの曲を使うことを許可したという。
この報道を受け、ビヨンセのファンたちは、2016年に発表された彼女のシングル『Freedom』に再び注目している模様だ。この曲は現在、iTunesの米国のベストセラーソングランキングで49位に浮上している。
さらに、ビヨンセのライブアルバムの『Homecoming』に収録され、ネットフリックスのドキュメンタリーでも使用された、この曲のライブバージョンの『Freedom (Homecoming Live)』もiTunesに再登場し、69位に浮上した。
ビヨンセが『Freedom』をリリースしたのは2016年のことで、アルバム『Lemonade』に収録されていた。この曲は、2020年に黒人男性ジョージ・フロイドが白人警官に殺害されたことから全米に拡大した抗議デモのテーマ曲にもなっていた。
ビヨンセは、これまでの大統領選で民主党候補を支持しており、2013年にはオバマ元大統領の就任式で国歌を歌い、2016年の選挙前にはヒラリー・クリントンを応援するコンサートに夫のジェイ・Zとともに登場した。また、2020年の大統領選ではバイデン大統領への投票を呼びかけていた。
(forbes.com 原文)