アート

2024.07.28 13:00

旅先の美術館や博物館、特殊な「疲労」の原因に? 予防と対策

疲れを感じたらどうする?

休憩を取ること! 展示作品をきちんと見なくなっていることに気づいたり、脚が疲れたと思ったりしたときには、少し休んだ方がいい。館内のカフェやレストランでお茶や食事をしてもいい。館内に屋外スペースがあるなら、新鮮な空気を吸ってみるのもいいだろう。

チケットを購入したその日のうちなら、一度外に出ても再入場が認められる場合もある。時間に余裕があるなら、途中で何か別のことをして、戻って鑑賞を再開するのも一案。

鑑賞に最適の時刻は?

大抵の場合、まだ来場者が少ない開館直後に入場するのがベスト。また、滞在できる時間は限られるものの、多くの人が帰り始める閉館1~2時間前に入場するのも効果的だ。そのほか、夜間に無料、または割引料金で開館している博物館も多い。夜間は大抵、それほど混雑しない。

また、夜間には博物館とは直接関係のない企業が、それぞれが関心を持つ特定のテーマに沿ったツアーを実施していることもある(「女性芸術家」や「食の歴史」など)。

楽しい旅にするためには?

出発前に、目的地にはどのような博物館があるのか、調べておくことだ。靴は歩きやすいものを履いていくこと。また、入場時の手荷物の扱いに関する規則なども、事前に確認しておこう。

悪天候で予定の変更が必要になった場合の行き先のリストに、博物館を入れておくのもいいだろう。多くの博物館では、ボランティアや学芸員による無料ツアーを行っている。トークバック(フォーラム)の開催やフィルムの上映など、展示以外のプログラムが用意されていることもある。

forbes.com 原文

編集=木内涼子

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