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2024.07.24 16:45

マイナカードでの独身証明 マッチングアプリ活用をどう考えるか

独身証明書の発行は、これまで市町村の役所の窓口での手続きが必要だったが、8月からマイナンバーカードを用いてマイナポータルを通じて証明できるようになる。これを受けて、ネクストレベルでは「マイナカードでできる独身証明への感想とマッチングアプリにおける独身証明の利用」についてアンケート調査を実施。結果を公開している。

それによると、マイナポータルで独身証明ができると聞いた感想としては、「自分には必要ない」が32.1%、「既婚者が確認しやすくなる」が21.0%、「個人情報が不安」が19.9%と続いた。

では、マッチングアプリの登録に独身証明があったほうがよいかとの問いには、半数が「必須がよい」で「証明したい人だけでいい」が32.1%となった。

マッチングアプリで独身証明が必須になったらどう思うかの問いには、ポジティブな意見としては「既婚者を除外できて安心」が29.3%、「身元がはっきりして安心」が29.0%、「身分を偽った犯罪が減りそう」が10.2%となった。逆にネガティブな意見としては、「アプリ登録のハードルがあがる」が9.4%、「犯罪撲滅は無理」が6.5%、「アプリを利用しにくくなる」が4.8%と続いた。このあたりは、マッチングアプリでの出会いに対し、本気度の違いによって意見が分かれていそうだ。

マイナカードの独身証明は安全な婚活につながるかの問いには、「つながると思う」が61.9%となったが、「つながらない」と思う意見としては「相手が独身であるからといって安心な婚活にはならない」「独身証明ができたとしても詐欺などはなくならない」となっており、なりすましを警戒する人もいた。

結婚相手を見つけたいと思っている人にとっては、独身証明は1つの安心につながるはず。独身証明が簡単に取れることで、マッチングアプリ側がどう対応していくのか、注目したい。

出典:ネクストレベル「マイナカードでできる独身証明への感想とマッチングアプリにおける独身証明の利用」アンケート調査より

文=飯島範久

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