ビジネス

2024.07.26 08:00

上場中堅企業1009社対象!ブレイクスルー・カンパニー・ランキング

7月25日発売のForbes JAPAN 2024年9月号は、「新・ブレイクスルーの法則」特集。近年、日本経済の未来の担い手として、スタートアップや大企業の新規事業など「ゼロイチ」のイノベーション創出が注目され、売り上げ数十億円規模までの事業開発に関する方法論やノウハウの蓄積が進んできた。これからの重要な論点は、その先にある100億円、もう一歩進んだ1000億円の壁をぶち破る企業を増やしていくことだ。爆発的成長を遂げた企業のケーススタディをもとに、一段上のブレイクスルーを起こすための法則を探った。
advertisement

今、ブレイクスルーを起こしているのはどの企業か。日本経済の未来をけん引する中堅企業にスポットライトを当て、直近の経営状況に基づくランキングを作成した。



編集部では今回、2022年度末時点で従業員数300〜2000人、売上高100億〜1000億円の企業を中堅企業として選定。東証プライム、スタンダード、グロースに上場し、24年5月22日時点で23年度決算を発表済みの1009社を対象に、3つのランキングを作成した。

時価総額ランキングは24年6月末時点の株価をもとに算出。売上高ランキングおよび経常利益ランキングは、前年度比の増加額をベースに作成した。
advertisement

時価総額で1位だったのが、キャラクタービジネスのサンリオ(7554億円)だ。ハローキティへの偏重から複数キャラクターへのIPポートフォリオ拡充を進め、3期連続で増収増益するなど、業績を顕著に伸ばしていることが投資家から評価されて株高につながっている。


次ページ > 続いて売上高増加額ランキング

文=フォーブス ジャパン編集部 イラストレーション=マット・マーフィー

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事