企画したのは、今年1月、浜松市に創業したばかりの宇宙利活用研究という企業。同社は、自動車、電子、楽器など高度な工学技術を有する企業が集まる浜松市に、持続可能な地域産業としての宇宙産業という選択肢をプラスしようと活動している。具体的には、ロケット、スペースプレーンの開発製造支援をはじめ、民間企業が持つ技術を宇宙産業に展開するためのコンサルティング、既存宇宙産業企業と新規参入を目指す企業とのマッチングなどだ。
宙凧プロジェクトは浜松市の新たな宇宙産業の誕生を祝うものであると同時に、宇宙利活用研究が感じている「非宇宙産業の理解と巻き込みができていない」という課題を克服する一環として、浜松市民になじみの深い凧と宇宙を結びつけ、宇宙を身近に感じてもらう狙いがある。
具体的な計画はまだ公表されておらず、まずは協賛金集めからのスタートとなる。「企業や一般の方々の協賛金という風によって舞い上がります」と同社は話している。
プレスリリース