2024.07.17 09:00

5年以内に消費支出の20％を担う「Z世代」を知るための8つのデータ

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6. Z世代とは、すなわちTikTok世代であり、彼らは何かを非難したりする際に強い影響力をもつ。CNBCが報じたところによれば、ウォルマートが電子棚札（デジタル値札）を導入し、価格をすばやく上げ下げできるようにした際、TikTokユーザーはこぞって同社を非難したという。ハンバーガーチェーンのウェンディーズも同様の非難を受け、ダイナミックプライシングの計画を撤回した。

7. ウォルマートによると、同社の子会社である会員制スーパーマーケットのサムズクラブは、お値打ちさを求めるZ世代からの支持を受け、2年間で63％という過去最高の伸び率を記録した。

8. バンク・オブ・アメリカの調査によると、Z世代の42％は外食を控え、27％が友人と会うことも控え、24％がより手頃な食料品店で買い物をしている。

こうしたデータは何を意味するのだろうか？

1つ認識しておかなければならないのは、価格や価値に対する強い意識、節約や買い控えに対する高い意欲、不公平感がある物事に対しすばやく批判的に反応するなどの特徴を持つZ世代が、これから台頭するという事実だろう。

かつて世界大恐慌の時代を知る世代がそうであったように、Z世代の人々は今、彼らの生涯を通して意思決定に影響を与えるであろう彼らならではの価値観を醸成しつつある。そして、その価値観こそが、ビジネスの未来を形作ることになるのだ。

（forbes.com原文）

翻訳＝江津拓哉

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