シークレットサービスは、元大統領ウィリアム・マッキンリーが暗殺された1901年以来、大統領の保護を任務としてきた。保護対象は、ジョン・F・ケネディの暗殺後の1965年に元大統領とその配偶者にも拡大された。ジョン・F・ケネディの弟であるロバート・F・ケネディが1968年に選挙活動中に暗殺された後には、主要な候補者とその配偶者も保護対象となった。
現在、無所属で大統領選に出馬しているロバート・F・ケネディの息子、ロバート・F・ケネディ・ジュニアは、シークレットサービスによる保護を何度も要請しているが、主要候補者の定義に当てはまらないという理由で国土安全保障省から断られている。
シークレットサービスのウェブサイトによると、現在、シークレットサービスには3000人を超える捜査官、1300人の制服警官、さらに2000人超の支援業務を行う職員がいる。この数字は間もなく増えるかもしれない。下院議員2人が14日、トランプ、バイデン、ロバート・F・ケネディ・ジュニアの警備を強化する超党派の法案を提出する意向を明らかにした。
(forbes.com 原文)