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Amazonが日本最大の再エネ購入企業に

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2014年から日本で大規模太陽光発電所の建設を支援してきたアマゾンジャパンは、このたび新たに、青森県六ヶ所村の大規模陸上風力発電所と山口県下松市の大規模太陽光発電所の2カ所に投資を決めた。現在建設中のものも含め、Amazonが支援を決めた太陽光発電所19件、風力発電所1件がすべて稼働した場合、年間20万メガワット時(約4万8000世帯分)の再生可能エネルギーを生み出すことになる。

Amazonは、2030年までに、データセンター、物流センター、食料品店、オフィスなど世界中の施設で消費される総電力量と同等の電力を確保する計画を立てていたが、当初の目標より7年も早く、2023年にそれを達成している。エネルギー経済環境の調査を行うブルームバーグNEFによれば、アマゾンは世界最大の再生可能エネルギー購入企業であり、日本においても最大だという。
Amazonとクリーンエナジーコネクトが2025年の稼働を目指す低圧分散型太陽光発電所のイメージ(Amazonが出資した19件の太陽光発電書のひとつ)。

Amazonとクリーンエナジーコネクトが2025年の稼働を目指す低圧分散型太陽光発電所のイメージ(Amazonが出資した19件の太陽光発電書のひとつ)。

アマゾンが電力購入契約で日本のGDPに寄与した推定額は10億円。また、電力購入契約による日本のサプライヤーや現地企業で、およそ130人分のフルタイム雇用を生み出したとのことだ。

今後もアマゾンは、日本社会の再生可能エネルギーへの移行を目指し、バーチャルPPAなど再生可能エネルギー調達の選択肢を広げるため、政府関係者や企業と協力しつつ貢献していくとしている。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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