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2024.07.08 13:00

iPhone 16 ProとMax、以前のように「カメラ性能が同じ」になる予想

iPhone 15 Pro Max(Stas Malyarevsky / Shutterstock.com)

iPhone 15 Pro Max(Stas Malyarevsky / Shutterstock.com)

iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxには、サイズと価格以外にもカメラの望遠レンズ部分において大きな違いがある。新たなレポートによると、iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxは、両モデルともに5倍ズーム相当のカメラが搭載され、以前のモデルのようにカメラ機能が同一になるという。

現在、より強力な望遠ズームを求めるのであれば、iPhone 15 Pro Maxを選ぶ必要がある。iPhone 15 Proのズームは3倍にとどまっているからだ。

アップルにこの差が生じた理由を尋ねたところ、明確にサイズの問題だと回答された。小型のiPhone 15 Proには物理的に大きなズームレンズを収めるスペースがないのだ。

次期Proモデルはわずかに大きくなると報じられているため(iPhone 16とiPhone 16 Plusは現行サイズと同じになる見込み)、5倍ズームを搭載するスペースが確保できる可能性がある。

DigiTimesの新しいサプライヤーレポートによると、アップルはこの機会を利用するようだ。レポートは、「台湾のLargan(ラーガン)は昨年発売されたプレミアムなiPhone 15 Pro Maxにペリスコープレンズ(潜望鏡型のレンズ)を供給。今年はより多くのモデルにペリスコープレンズが搭載される予定で、今年のiPhoneの新たなサプライヤーにGSEOが加わる可能性が高い」と伝えている。

この噂が出たのは初めてではない。TFI証券のアナリスト、ミンチー・クオは2023年10月の報告で、iPhone 16 Proがテトラプリズムレンズ(アップルのペリスコープレンズの呼称で、他のペリスコープレンズと異なり、他のレンズとほぼ同じ外観に巧妙に設計されている。この美的細部へのこだわりはアップルならではだ)を搭載すると示唆している。

噂が2つあるから真実になるわけでもないが、正しい方向に向かっているのは確かだ。

もし可能であるのなら、アップルが5倍ズームを搭載することは理にかなっている。それは非常に効果的な機能であり、多くのiPhone 15 Proユーザーがそれを望んでいたはずだからだ。しかしiPhone 15 Maxは(物理的にも金銭的にも)ポケットを圧迫することから躊躇したのだろう。

現行のProとPro Maxにおけるカメラの違いは、大型のiPhoneがより優れたカメラを搭載した初めてのケースではないが、両者を同等にすることがより良い方向性だと私は考える。アップルも同様に感じているのではないだろうか。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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