パラサイト側のボスは生身の人間だった!
パラサイトたちは自衛のために人間に紛れ、組織化していくんだけど、組織の頭がまさかの市長だったっていうのも驚きですよね。しかも、パラサイトを束ねる市長自身も当然パラサイトだと思っていたのに、まさかの人間だったっていう……。ここ、超重要なポイント。
この市長の広川剛志がとにかくヤバいやつで、人間なのにパラサイト側に立った思想の持ち主なんですね。
第55話「寄生獣」で、警官隊にやられる直前にいい残したのがこのセリフです。
ある意味、広川がいちばん地球のことを考えてるのかもしれないですね。
こっちもいろいろ考えさせられますよ。ひとつ言えるのは、人間が全部正しいわけではないっていうことだけはわかる。戦争なんてやってる場合じゃないんだよっていう。
もしかしたら寄生獣はすでに潜んでいるかも
『寄生獣』って10巻で完結する短い漫画なのに、内容が濃いんですよ。人間だっていろんな動物をたくさん殺して生きてるし、実は人間が最もエグいんじゃないかっていうメッセージも伝わってきました。
最後のほうで、生物同士の“共存”について語る新一の名言があって、彼の成長がここでめちゃめちゃわかります。結局、どんな生物も地球に暮らしている以上、いろんな考え方を尊重し合っていきていくしかないんですよ。
これについては動画の方で詳しく語ってるので、ぜひ観てみてください。
やっぱ『寄生獣』はいい漫画だな〜。みんな読むべき名作だと思いますね。っていうか、漫画の領域を超えてる。
いつか寄生獣みたいなのがいきなり現れるのかな〜。もうすでに潜んでいていつか明るみになるのかも……なんて想像させられちゃいますもんね(笑)
ということで今回は『寄生獣』でした! ありがとうございました!
動画はコチラ!
(この記事はOCEANSより転載しています)