著名なリーク情報提供者であるエバン・ブラスが新たに公開した画像には、これまでのマーケティング用の画像に似たスタイルの端末画像が数枚含まれている。角張ったコーナー、より幅広のカバーディスプレイ、そして改善された内部ディスプレイのアスペクト比などが示されている。
興味深いことに、これらの画像は重要なヒンジ(折りたたみ機構)についてより詳細な情報を確認できる。初期のZ Foldデバイスは大きく露出したヒンジだったが、技術の成熟により、内部の可動部品が少なく、物理的なサイズも小さく、環境条件からの保護が強化されたデザインが可能になっている。
これらの画像から、Z Fold6がよりコンパクトなヒンジを採用するトレンドを継続していることは明らかだ。その一部は、おそらく部品数の削減によるものだろう。部品数を減らすというアプローチは、他の折りたたみ式スマートフォンメーカーが成功を収めている方法だ。
Galaxy Z Fold4とZ Fold5はともにIPX8等級(防水性能の規格)で出荷された。これは、デバイスが1.5mの深さで30分間の耐水性を持つことを証明しているが、ほこりや小さな粒子は保護できない。
もしサムスンがほこからの保護を含むヒンジの保護性能を向上させる方法を見出したのであれば、Galaxy Z Fold6は現在の折りたたみ式スマートフォン市場における強力なセールスポイントを持つことになり、折りたたみ式スマートフォンがまだ脆弱で故障しやすいと恐れる消費者に対する説得材料となるだろう。
(forbes.com 原文)