健康

2024.07.06 11:45

甲賀忍者の伝統を受け継ぐ、自前調合のアロマクリーム

プレスリリースより

スパイ活動とともにサバイバルのプロだった忍者は、体調が悪いときに自分で薬草を調合して飲んだという。そんな忍者の伝統にならい、滋賀県甲賀市の有力忍者の子孫が、気分に合わせてアロマクリームを調合して楽しめるセットの販売を目指し、クラウドファンディングを開始した。

ninjaroma(ニンジャロマ)は、滋賀県甲賀市で採れたひのきの精油と、三重県奥伊勢地区で採れたゆずの精油をアロマクリームにして、それらを気分に合わせて調合して楽しむというもの。すでに同ブランドでは、ひのき、ゆず、サンショウの精油製品を販売しているが、もっと手軽に香りを堪能できるクリーム状にした製品の開発を企画している。

「ヒノキクリーム」は集中、安定、リフレッシュ、「ユズクリーム」はリラックス、ストレス軽減によいとのこと。甲賀産のお茶の実油が保湿成分として配合される。これを、「鎌倉時代から続く」信楽焼の窯元に特注して作られる専用の小皿で混ぜ合わせて使うという趣向だ。

ninjaromaの母体は甲賀市の滋賀丸石自転車販売という自転車屋さん。代表の青木渉氏は、甲賀流忍術を受け継ぐ五十三家のなかでもとくに身分が高い6つの「大身」のひとつ、青木家の子孫だ。幼いころ、祖父に連れられ山で植樹を行った体験から、豊かな自然を残そうと、間伐材や規格外の果実を使った精油の製造を始めた。

同製品は、8月に試作品を完成させ、10月に生産を開始、11月にはリターンの発送を予定している。リターンはアロマクリームのセットだが、4000円以上の支援で信楽焼の小皿が付属する。

ninjaromaのクラウドファンディングはCAMPFIREで9月まで行われる。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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