音楽

2024.07.07 14:15

K-POPだけじゃない 日本人アーティスト世界進出に向けた新戦略とは

23年5月にニューヨークのフェス「ヘッド・イン・ザ・クラウド」で北米ライブデビュー。デビューからわずか2年で、今年5月に行われた大阪城ホール、横浜Kアリーナでの日本公演を皮切りにワールドツアーを実施。年末までアジア、北米、欧州での公演が組まれている。ツアー中にも関わらず、韓国、日本でのテレビ番組出演も多い。彼女たちのワールドツアーが成功すれば、BTSやBLACKPINKと肩を並べることも不可能ではないだろう。
ビルボードでも首位を獲得するなど、世界的人気が高まるXGのメンバー (Photo by Tommaso Boddi/Getty Images)

ビルボードでも首位を獲得するなど、世界的人気が高まるXGのメンバー (Photo by Tommaso Boddi/Getty Images)

そんなグローバル展開に力を入れているavexから男性グループONE ON EIGHTが発表され、今年6月にプレデビュー曲『KAWASAKI』を披露。XGの弟分ともいわれ、英語のラップ曲を先行リリースし、注目を浴び始めている。

他にも、LDH JAPAN所属の7人男性グループPSYCHIC FEVERは日本と東南アジアを中心に活動し、今年もアジアツアーを予定している。モロッコと韓国、ナイジェリアと日本の両親を持つメンバーもいることから、海外との親和性も高い。こうした新世代の国産アーティストたちが、J-POP世界制覇の先駆者として成功することを望みたい。

文=北谷賢司

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