働き方

2024.06.30 18:00

無視や皮肉で人を操る、同僚の「受動攻撃」を今すぐ封じ込める3つの対処法

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「受動攻撃」とは、反対意見などを率直に伝える代わりに、ため息や無視、皮肉などで感情を表現する行動を指す。された側はその意図がはっきりわからず、反論や批判がしにくいのが特徴だ。例えば、次のような言い回しが受動攻撃の典型例に当たる。

・都合の良い時間を話し合えば良い状況で、「では、お会いするのはそちらが(私たちに聞かずに1人で)決めた時間で結構です」

・良くないと伝えれば良い状況で、「わかりました。あなたはそれがベストと考えるんですね。それならあなたのやり方で結構です」

・褒めている風で皮肉を込めている。「プレゼン、うまくいきましたね。あなたの(低い)基準から判断すると」

相手に対する敵意や怒りを間接的に表現する受動攻撃は、率直に話し合えば解決できる問題を複雑にする。しかし受動攻撃には、効果的な「取り扱いマニュアル」がある。ここでは同僚の受動攻撃を建設的に止められる、3つの対処法を紹介しよう。

1. 冷静に対処する

何かひどいことを言われたわけでもないのに、その同僚と接した後は心がざわついたり、嫌な気持ちになったり、また、悲しくなったりする場合は、その同僚に受動攻撃をされている可能性がある。典型的な受動攻撃例は、無視、皮肉、冗談に見せかけた侮辱などだ。

・「すばらしい!平均点が取れましたね」

・会議中に自分の質問だけ無視する

・頼んだ急ぎの案件をいつまでも仕上げずに、「そのうちやります」

・事情で仕事を休まなければならなかった後に、「今日、ついに出勤する気になったんですね!」

このような発言・行動をされた時は、怒ったり嫌味を言い返したりするのではなく、冷静に対処しよう。過剰に反応すると相手の態度がエスカレートし、決定的な対立や陰湿な嫌がらせに至ることもある。
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翻訳=猪股るー

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