・都合の良い時間を話し合えば良い状況で、「では、お会いするのはそちらが(私たちに聞かずに1人で)決めた時間で結構です」
・良くないと伝えれば良い状況で、「わかりました。あなたはそれがベストと考えるんですね。それならあなたのやり方で結構です」
・褒めている風で皮肉を込めている。「プレゼン、うまくいきましたね。あなたの(低い)基準から判断すると」
相手に対する敵意や怒りを間接的に表現する受動攻撃は、率直に話し合えば解決できる問題を複雑にする。しかし受動攻撃には、効果的な「取り扱いマニュアル」がある。ここでは同僚の受動攻撃を建設的に止められる、3つの対処法を紹介しよう。
1. 冷静に対処する
何かひどいことを言われたわけでもないのに、その同僚と接した後は心がざわついたり、嫌な気持ちになったり、また、悲しくなったりする場合は、その同僚に受動攻撃をされている可能性がある。典型的な受動攻撃例は、無視、皮肉、冗談に見せかけた侮辱などだ。・「すばらしい!平均点が取れましたね」
・会議中に自分の質問だけ無視する
・頼んだ急ぎの案件をいつまでも仕上げずに、「そのうちやります」
・事情で仕事を休まなければならなかった後に、「今日、ついに出勤する気になったんですね!」
このような発言・行動をされた時は、怒ったり嫌味を言い返したりするのではなく、冷静に対処しよう。過剰に反応すると相手の態度がエスカレートし、決定的な対立や陰湿な嫌がらせに至ることもある。